日産コネクトに最新版、スマホ連携を強化… マイクラ 欧州仕様に設定
日産自動車(Nissan)の欧州部門、日産モーターヨーロッパは1月29日、最新の「日産コネクト」を『マイクラ』に設定すると発表した。
最新の日産コネクトは、ドライバーと車両の関係をさらに強化する高度なインフォテインメントシステムを目指して開発された。スマートフォンと車両を、シームレスかつ直感的に連携できるのが特徴だ。地図とソフトウェアのアップデートは無線通信で行う。Appleの「CarPlay」とグーグルの「Android Auto」にも対応する。
また、最新の日産コネクトでは、「Door to Door Navigation」と呼ばれる新しいアプリを、スマートフォンにダウンロードする。これにより、ドライブ前に自宅などでルートを計画することができる。ユーザーはスマートフォンで目的地を設定し、車に送信することで、乗車してすぐに、ルート案内が開始される。TomTom社のナビゲーションによって配信されるリアルタイムの交通状況も利用可能だ。
最新の日産コネクトへのアクセスは、ダッシュボードの中央の7インチヘッドユニットで行う。新しい音声認識技術を採用しており、音声コマンドはステアリングホイールのスイッチで操作する。メッセージを読み上げたり、音楽を演奏したりすることが、音声コマンドで実行できる。
さらに、ドライバー正面のインフォメーションディスプレイには、電話やSMSテキストメッセージを受信したことを知らせる機能が付いた。矢印によるナビの進路案内も表示される、としている。
- 森脇稔