FCAの純利益は3%増、ジープブランドが好調 2018年通期決算
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FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)は2月7日、2018年通期(1〜12月)の決算を発表した。
同社の発表によると、2018年通期の売上高は、1154億1000万ユーロ(約14兆3640億円)。前年の1109億3400万ユーロに対して、4%増とプラスに転じた。
また、2018年通期の純利益は、36億3200万ユーロ(約4520億円)。前年の35億1000万ユーロに対して、3%の増益だった。
増収増益となった要因が、主力の北米市場において、利益率の高いブランドの販売が伸びたため。ジープブランドの主力モデルをはじめ、ラムブランドのピックアップトラックが好調だった。
また、2018年第4四半期(10〜12月)の決算は、売上高が、前年同期比6%増の306億1900万ユーロと回復した。純利益は、前年同期比61%増の12億9300万ユーロと大幅に増加している。
- 森脇稔