カワサキ Z900RS など、ABS不具合でホイールロックのおそれ リコール
モーターサイクル
レスポンス
川崎重工は2月12日、カワサキ『Z900RS』など3車種のABS(アンチロックブレーキシステム)に不具合があるとして、国土交通省にリコールを届け出た。
対象となるのは『Z900』『Z900RS』『Z900RSカフェ』の3車種で、2018年10月12日〜2019年1月9日に製造された1063台。
今回の不具合は、ABSのハイドロリックユニットにおいて、構成部品の組付け治具形状が不適切だったことが原因。組付け時にアルミ片が発生することがあるため、ABS作動時にアルミ片が逆止弁へ噛み込むと前輪または後輪がロックするおそれがある。
改善措置として、全車両、ハイドロリックユニットの製造番号を確認し、該当するものは良品と交換する。
不具合および事故は起きていない。社内からの指摘により発見した。
- 纐纈敏也@DAYS