廃番パーツも型を起こして供給「レストアパーツ.com」...ノスタルジック2デイズ2019

新車 レスポンス

最近の旧車の流行で気になるのはパーツの供給ではないだろうか。今年のノスタルジック2デイズ(23〜24日、パシフィコ横浜)ではそんなニーズ、ファンの声に応える出展ブースも数多く見受けられた。

レストアパーツ.comは、メーカーですでに廃番になって供給されなくなった外板パーツを中心に、現物をもとに型を起こして、当時の純正品同等以上のクオリティで再生産している。

営業担当の井上さんは「もともと私たちは、アメリカで古いフォード『マスタング』などのパーツを供給していた会社の、日本の窓口としてスタートしました。どうせならば、ということで日産『スカイライン』、『フェアレディZ』、トヨタ「AE86」など、人気の高そうなモデルから供給をスタートさせています」という。

注文をしてくるのは主に板金工場やボディショップなど、クルマを修復、修理する工場が主だという。ノスタルジック2デイズでは、エンドユーザーも含めて、広く人々に再生産パーツについて知ってもらい、愛車の仕上げ修理に関しても安心してもらうとともに、「あこがれを持っている旧車を、パーツへの不安が理由であきらめないでほしい」と話していたのが印象的だった。

今後も需要などをみながら、さらに車種ラインナップを拡充していきたい、という。

  • 中込健太郎
  • パーツは台湾製。最初こそ、精度などで日本の要求水準に達するまでやり取りを要すると言うが、それでも、一度生産がスタートしてからのクオリティはかなり高いという。《撮影 中込健太郎》
  • 会場には扱っているパーツが多数展示される。《撮影 中込健太郎》
  • こちらのパーツには土屋圭市さんのサインが入っていた。以前に会場で居合わせた際に書いてもらったのだとか。《撮影 中込健太郎》
  • 510ブルーバードのバンパー。《撮影 中込健太郎》
  • 今後も対応車種は必要に応じて増やしていきたいと話す。《撮影 中込健太郎》
  • 日本国内だけではなく世界中にもファンが居る国産旧車。《撮影 中込健太郎》
  • 型から起こし、当時の新車と同等以上の品質を保っているという。《撮影 中込健太郎》
  • メーカーが既に在庫していない外板パーツを、型から起こして製造し供給しているレストアパーツ.com《撮影 中込健太郎》
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