【モースポフェス鈴鹿】ニュルへの挑戦、とんでもないところへ来てしまった。
3月2〜3日の2日間、鈴鹿サーキットで開催された、モースポフェス2019鈴鹿。数多くの走行コンテンツが行われた中、「ニュルへの挑戦」と題されたコンテンツでスバル(SUBARU)『WRX STI NBRチャレンジ』とレクサス『LC』が走行を披露した。
ドイツ・ニュルブルクリンク24時間レースに参戦するスバルとレクサス。スバルはSP3Tクラス、レクサスはSP-PROクラスと参戦するクラスはそれぞれ違うが、遠い日本から参戦するメーカー同士ということで、リスペクトしあう存在となっている。
今回のモースポフェスでは、WRX STI NBRチャレンジとLCが鈴鹿サーキット東コースを周回し、メインスタンド前ではスバルの山内選手とレクサスの蒲生選手がトークを行った。
山内選手は参戦当初、「とんでもないところへ来てしまった」と感じたそうだ。それは数多くのコーナーと参戦台数の多さ、周回ごとに変化している状況など今までに経験したことのない世界だったそうだ。しかし参戦回数が増えることで、「ドライビングスキルの向上にはもってこいの世界、コースは難しいけど走りがいのあるコース」と感じるようになったという。
2013年からニュルブルクリンクに参戦している蒲生選手は、「長年関わっていることで最古参のドライバーになってしまいましたが、車の開発、挙動を感じられるようになってきた。走らせていくことで車の良くなっていることが分かるようになってきた」と感想を語った。
また今年は『スープラ』とLCで参戦予定となっており、スープラはまだマシンを見ていないそう。これからチームと一緒に仕上げて行きたいと抱負を語った。一方の山内選手は去年に続けて今年も勝てるように、ファンとチームとみんなでひとつになって戦っていきたいと抱負を語った。
今年のニュルブルクリンク24時間レースは6月20〜23日にドイツ・ニュルブルクリンクで開催される。
- 雪岡直樹