ヤマハ発動機、セロー/トリッカー250 をリコール ECU不具合で故障診断できないおそれ
モーターサイクル
レスポンス
ヤマハ発動機は3月12日、『セロー250』および『トリッカー250』のエンジンコントロールユニット(ECU)に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは2018年8月9日〜2019年2月8日に製造された2804台。
車載式故障診断装置にて、ECUのプログラムが不適切なため、外部診断器(スキャンツール)接続後にECUが保安基準第31条の基準に適合しない通信処理を行う。そのため、スキャンツールによってはECUとの通信が不能となり、故障診断ができないおそれがある。
改善措置として、全車両、ECUのプログラムを対策プログラムに書き換える。不具合は2件発生、事故は起きていない。市場からの情報によりリコールを届け出た。
- 纐纈敏也@DAYS