ポルシェ 718ボクスター/ケイマン、車体前部の強度不足でリコール
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ポルシェジャパンは3月22日、「718」シリーズ6車種について、車体前部の強度が不足しているものがあるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、『ケイマン』『ケイマンS』『ケイマンGTS』『ボクスター』『ボクスターS』『ボクスターGTS』の6車種で、2016年4月5日〜2019年2月7日に輸入された3424台。
車体製作時の溶接行程にて、公差の設定が不適切なため、車体前部の強度が担保できていないものがある。そのため、前面衝突時に衝撃が吸収できず、燃料が漏れるおそれがある。
改善措置として、全車両、車体前部の指定の位置にリベットを追加する。
不具合および事故は起きていない。本国からの情報によりリコールを届け出た。
- 纐纈敏也@DAYS