ホンダ中国販売11.4%増の33万台超え、2年ぶりに増加 2019年第1四半期
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ホンダ(Honda)の中国法人は4月3日、2019年第1四半期(1〜3月)の中国新車販売の結果を発表した。総販売台数は33万5134台。前年同期比は11.4%増と、2年ぶりに前年実績を上回った。
ホンダは中国において、東風汽車との合弁の東風ホンダ、広州汽車との合弁の広汽ホンダの2社を展開している。第1四半期実績は、東風ホンダが前年同期比19.8%増の15万4324台と回復。広汽ホンダは5.1%増の18万0810台と、引き続き好調だった。
広汽ホンダでは、セダンの『アコード』と『クライダー』、コンパクトカーの『フィット』の販売が伸びた。東風ホンダでは、SUVの『CR-V』と『XR-V』、セダンの『シビック』の販売が好調だった。
ホンダの2018年の中国新車販売は、143万2291台にとどまり、4年連続で100万台は超えたものの、前年比は1.7%減と、2012年以来6年ぶりの前年割れ。そんな中、主力車種のシビックが、中国で初めて年間20万台以上の販売を達成している。
- 森脇稔