日産の中国販売が過去最高、2.3%増の34万台超え 2019年第1四半期
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日産自動車(Nissan)の中国部門は4月3日、2019年第1四半期(1〜3月)の新車販売の結果を発表した。商用車や輸入車、現地合弁の東風日産(一部車種)を含めた総販売台数は、過去最高の34万3748台。前年同期比は2.3%増だった。
全販売台数34万3748台のうち、東風日産は28万4060台を販売。前年同期比は0.3%増だった。このうち、日産ブランドが前年同期比3.4%増の25万0986台を売り上げ、牽引役を果たす。
また、東風啓辰汽車(東風ヴェヌーシア)は第1四半期、3万3074台を販売した。また、商用車中心の鄭州日産は5万2423台。前年同期比は17.3%増だった。
日産の中国市場における販売の主力は、引き続き、小型セダンの『シルフィ』。SUVは、『エクストレイル』と『キャシュカイ』が販売の中心だ。
日産の2018年の中国新車販売は、過去最高の156万3986台で、日系メーカーの首位を守った。前年比は2.9%増と、6年連続で前年実績を上回っている。
- 森脇稔