ZFの純利益17%減、Eモビリティの売上高は約2.4倍に 2018年通期決算
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ZFは4月4日、2018年通期(1〜12月)の決算を発表した。
同社の発表によると、売上高は、389億2900万ユーロ(約4兆8800億円)。前年の364億4400万ユーロに対して、6.8%の伸びを示す。
一方、2018年通期の純利益は、9億6500万ユーロ(約1210億円)。前年の11億6700万ユーロから、17.3%の減益となっている。
減益となった要因は、研究開発や新システムへの投資が増えたため。原材料価格の上昇や為替相場も、収益を圧迫する要因になった。そんな中、Eモビリティ部門の売上高は、前年に対しておよそ2.4倍と増えている。
ZFのヴォルフヘニング・シャイダーCEOは、「次世代モビリティのためのシステムソリューションを顧客に提供するために、モビリティ事業の変革を急ピッチで進めていく」と述べている。
- 森脇稔