コンチネンタル、デジタルタイヤ空気圧監視システムを発表…建設機械向け
コンチネンタル(Continental)は4月9日、ドイツ・ミュンヘンで開催中の「バウマ2019」(国際建設機械・建設資材製造機械・建設用車両専門見本市)において、建設機械向けのデジタルタイヤ空気圧監視システムを発表した。
このデジタルタイヤ空気圧監視システムは、「コンチプレッシャーチェック」と「コンチコネクト」で構成される。タイヤのインナーライナーに取り付けられたタイヤセンサーが、タイヤの温度や空気圧に関するデータをモニター。データを分析し、ユーザーに報告を行うことにより、車両効率の最適化に役立てる。
インテリジェントなタイヤセンサーは、常にタイヤの内側から温度と空気圧を測定し、ダッシュボードにデータを表示する。コンチプレッシャーチェックシステムは、タイヤセンサーが得たデータを表示し、タイヤの状態が危険になる前に警告する。24時間365日、複数の車両をモニターするために、システムをテレマティクスソリューションに組み込むことも可能だ。
また、ヤードリーダーステーションは、車両が建設現場の受信機の前を通過する時、タイヤセンサーからデータを読み取る。このデータを分析して、バックエンドに送信することも可能、としている。
- 森脇稔