ウーバー、上場後初の決算は赤字転落…2019年第1四半期
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配車サービス大手のウーバー・テクノロジーズ(Uber Technologies)は5月30日、2019年第1四半期(1〜3月)の決算を発表した。5月10日の株式上場後、初の決算発表となる。
同社の発表によると、2019年第1四半期の売上高は、30億9900万ドル(約3390億円)。前年同期の25億8400万ドルに対して、19.9%増加した。
一方、2019年第1四半期の最終損益は、10億1200万ドル(約1105億円)の赤字。前年同期の37億4800万ドルの黒字から、赤字に転落している。
赤字決算となった大きな要因は、ドライバーへの報酬だ。世界規模でのサービス拡大に伴い、ドライバーへの報酬が増し、収益を圧迫する要因になった。
ウーバー・テクノロジーズのダラ・コスロシャヒCEOは、「サービスを提供するすべての地域において、ライドシェアカテゴリーのリーダーシップを維持している」と語っている。
- 森脇稔