トヨタ、全販売店での全車種併売化を2020年5月に前倒し 加速する自動車業界の変革に対応
業界
レスポンス
トヨタ自動車は、2022〜25年を目途に実施するとしていた、全販売店全車種併売化を来春5月に前倒しすると発表した。
トヨタ自動車は昨年11月1日に開催した全国トヨタ販売店代表者会議にて、2022〜25年を目途に、全販売店全車種併売化を実施し、その上で、新たにカーシェアリング事業を立上げると発表していた。
しかし、世の中の変革スピード、CASEの進展による市場や時代の変化が加速する中、国内6000店舗の最大活用とネットワークの変革を一層スピードアップする必要があると判断。2022年〜25年を目途に行うとしていた全車種併売化の予定を来春5月に前倒しすることを決定した。具体的な計画については、今後さらに販売店各社とも相談しつつ進めていく予定だ。
またシェアリング事業については、車両販売店だけでなくレンタリース店にも適用を拡大。垣根を越えた利活用サービスの拡大を推進していく。実施に当たっては、全国一律ではなく、地域毎に最適なネットワーク構築を進めるとしている。
トヨタ販売会社には現在、4つの販売チャネル(トヨタ店、トヨペット店、カローラ店、ネッツ店)がある。
- 纐纈敏也@DAYS