日産 フェアレディZロードスター、米国でも廃止へ…10年の歴史に幕
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日産自動車の米国部門は、2020年モデルに『370Zロードスター』(日本名:『フェアレディZロードスター』に相当)を設定しないと発表した。2019年モデルを最後に、370Zロードスターは廃止される。
日本国内向けのフェアレディZロードスターは、2014年9月末の受注分をもって、生産を終了していた。フェアレディZロードスターは、2009年秋に登場。先代に対して、ショートホイールベース化と大幅な軽量化を行ったのが特長だ。
「VQ37VHR」3.7リットルV型6気筒ガソリンエンジンを搭載し、スポーツカーに相応しい高い運動性能を追求した。同時に、オープン時には風の巻き込みが少ない快適な空間と、エアコンディショニング機構付きシートによって、爽快な走行を可能にしている。
日本国内向けに続いて、米国市場向けのフェアレディZロードスターも、2019年モデルをもって生産を終了することに。およそ10年の歴史に幕を下ろす。なお、クーペモデルの『370Z』(日本名:『フェアレディZ』に相当)は、2020年モデルにも継続してラインナップされる。
- 森脇稔