ルノー カングー の兄弟車「ドッカー」は次世代型も驚異の低価格!? 開発車両を目撃
ルーマニアの自動車メーカー「ダチア」が販売するLCV(小型商用車)『DOKKER』(ドッカー)次世代型をカメラが初めて捉えた。
ダチアは、ルノーが新興国向け低価格車ブランドとして、1966年に設立したメーカーだ。1980年代中盤には一旦ルノーから独立し自社モデルを開発、『ダチア500』を発売した。しかし業績が悪化すると、1999年にはルノーが株式の過半数を取得、傘下として経営再建に乗り出した。2004年には、ルノー各車からコンポーネントを共有する4ドアセダン『ロガン』を発表、6000ユーロ(約72万円)という驚異の低価格で発売された。
ドッカーは、ルノー『カングー』現行型をベースに開発され、2012年に発売。2名乗りの商用バンと、2列シート5名乗りの乗用ミニバンの2種類が設定されいる。
8年ぶりとなる次期型だが、ヘッドライトなどフロントマスクは独自デザインが予想されるが、そのボディシルエット、サイドミラーのデザインなどは、6月に捉えた「カングー」次期型プロトタイプとそっくりなことがわかる。
決定的に異なるのは、カングーになかった排気口がこちらには装着されており、内燃機関エンジンであるということ、ホイールナットがカングーでは5穴だったがドッカーは4穴だということだ。パワートレインには、LPGモデル、ガソリンのほか、いくつか出力バリエーションを持つ、1.5リットルdCiディーゼルエンジンがラインアップされる。
ワールドプレミアは、2020年と予想され、100万円以下での発売は確実だろう。
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- Spyder7編集部