メルセデスベンツの新世代電動バス、48台をドイツで受注…充電用パンタグラフ装備

エコカー レスポンス

メルセデスベンツは8月6日、新世代の電動大型バス『eシターロ』(Mercedes-Benz eCitaro)を48台、ドイツ・ハノーバーの公共交通機関「USTRA」から受注した、と発表した。すべて、パンダグラフが装備されるのが特長だ。

eシターロでは、バッテリーパックをモジュール方式で設計した。これにより、航続に合わせてバッテリー容量が選択できる。さらに、最新の熱管理システムの導入により、エネルギー消費を大幅に削減させている。

eシターロは、リアアクスルに電動ホイールハブモーターを2個搭載し、最大出力340hp、最大トルク98.9kgmを引き出す。バッテリーは最大12個のモジュールで構成されるリチウムイオンで、蓄電容量は最大で292kWh。最大およそ75名の乗客を輸送できる。1回の充電での航続は、170kmの性能を持つ。

メルセデスベンツは、このeシターロを48台、ドイツ・ハノーバーの公共交通機関USTRAから受注した。48台のすべてに、パンダグラフが装備されている。このパンタグラフは、路線終点で充電するためのもの。入庫しなくても運用途中で充電できる。1台あたり合計10個、蓄電容量243kWhの高電圧バッテリーパックを、パンタグラフから充電する。

また、48台のeシターロには、「アクティブブレーキアシスト」を搭載する。「サイドガードアシスト」も装備されており、方向転換を行う際、車両の横で歩行者や自転車が検出された場合、ドライバーに警告を行う。

  • 森脇稔
  • メルセデスベンツ eシターロ。車載パンタグラフと、地上設備天井の給電レールとの組み合わせ。《photo by Mercedes-Benz》
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