ハンドルの技術を活用して新薬 豊田合成が細胞の培養技術を開発

業界 レスポンス

豊田合成は、自動車用ステアリングホイールの開発・生産で培ったウレタン材料の知見を活用して、細胞を生体に近い構造で培養できる「ウレタン微細発泡膜」を開発した。(4日発表)

ウレタン微細発泡膜は、両面に2種類の細胞を培養して「2層の細胞組織」を作製できるのが特徴。2層を隔てて細胞の混合を防ぐとともに、膜に設けた無数の孔の大きさをマイクロレベルで制御する。これによって表と裏の細胞が孔を介してつながり、血管や腸の上皮といった「生体組織に近い層状の構造」を実現できる。

細胞組織を新薬開発に用いることで、生体内での薬の動きを、細胞の層ごとに詳しく調べられる。薬の効力や安全性を確認する動物実験の代替や、候補物質の早期の絞り込みにつながり、開発期間の短縮や開発費低減などに寄与する。

同社では、早期実用化に向けて実証試験を進める。

また、11月12日から2日間、オンラインで開催される日本動物実験代替法学会で、今回開発した技術について発表する予定。

  • レスポンス編集部
  • 新薬開発での活用イメージ《画像提供 豊田合成》
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