豊田自動織機、2022年にローカル5G導入… 高精度かつ安全な自動運転フォークリフト開発へ

テクノロジー レスポンス

豊田自動織機と豊田自動織機ITソリューションズおよび、ケーブルTV局のキャッチネットワーク(KATCH)の3社は、第5世代移動通信システム(5G)を地域限定で利用できるローカル5Gの活用に向けた実証実験に着手した。

実証実験では、Sub-6帯(6GHz未満)・SA(スタンドアローン)方式の商用機をいち早く導入し、KATCHにローカル5Gのコア装置を設置。基地局としての通信環境を構築した豊田自動織機情報技術研究所(e-Lab)および豊田自動織機高浜工場とネットワーク接続する。

ローカル5Gは、企業や自治体などが敷地内で限定的に構築するシステム。安定した通信環境のもと、5Gの特徴である高速大容量、超低遅延、多数同時接続の性能を、個別のニーズに応じたバランスにて柔軟にカスタマイズできる。

豊田自動織機では、e-Labにて2021年内を目途にローカル5Gの性能評価などを実施し、有用性の確認を行い、2022年には高浜工場への導入を計画している。高浜工場では、自動運転フォークリフトや無人搬送車(AGV)などの自律走行車を対象とした実証実験を実施。5G通信の高速大容量、超低遅延、多数同時接続という特徴を活かしたより高精度かつ安全な自動運転技術の開発に取り組む予定だ。

近年、深刻化する人手不足に対応するため、物流現場の自動化や効率化が課題となっている。豊田自動織機は物流の将来像として描くスマート物流の基盤構築をめざし、またKATCHは、ローカル5Gの利用技術や活用ノウハウを獲得することで、地域産業の課題解決に向けたサービスの提供をめざしていく。

  • 纐纈敏也@DAYS
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