水素動力輸送市場、2025年には200億4000万ドル規模に

業界 レスポンス

グローバルインフォメーションは、市場調査レポート『水素動力式輸送機械の世界市場の分析 (2021年):新型コロナウイルス感染症(COVID-19)下での成長と変化』(発行:The Business Research Company)の販売を4月20日より開始した。

このレポートでいう水素自動車輸送市場は、燃料電池技術のタイプ別(プロトン交換膜型燃料電池、リン酸型燃料電池、その他)、車両タイプ別(自動車、バス、トラック、その他)、エンドユース別(乗用車、商用車)に分類される。

レポートでは、水素自動車輸送市場は、2020年の20億9000万ドルから2021年には32億7000万ドルに、年平均成長率(CAGR)56.3%で成長すると予測している。この成長は主に新型コロナウイルス感染症の影響からの回復によるものだが、さらに2025年には、年率58%で200億4000万ドルに達すると予想している。

レポートによると市場の成長には、水素燃料電池のインフラ整備に向けた当局の取り組みの強化が寄与しているとする。

例えばアメリカのカリフォルニア州は、2025年までに150万台のゼロエミッション車を導入するために、水素ステーション100カ所を開設する予定だ。カリフォルニア州は他の州と協力して、水素自動車のための燃料ステーションの設置や建設を容易にするための措置を提案している。これらの取り組みにより、2025年までに330万台のZEVを州内で走らせ、温室効果ガスの排出量を削減するとともにエネルギーの多様性を高め、消費者のコストを削減し経済成長を促進することで、水素を動力源とする輸送市場の収益を高める。

いっぽう、水素燃料電池自動車の高いコストが、市場の成長を妨げると予想される。水素の製造や輸送にかかるコストは、ガソリンに比べて高い。California Fuel Cell Partnershipによると、2019年には燃料電池車自体が割高であり、水素燃料のコストは1ガロンあたりおよそ5ドル60セントだ。同じくCalifornia Hydrogen Researchersによると、2020年には、水素ガスの製造、輸送、調合に必要なシステムを構成だけで、約100億ドルかかるとのこと。

  • 高木啓
  • 燃料電子車:ホンダ・クラリティFUEL CELL《写真提供 ホンダ》
  • 水素ステーション《写真撮影 高木啓》
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