エスティマもフィットも…ワンモーションという個性【懐かしのカーカタログ】

モータースポーツ レスポンス

ワンモーション、モノフォルム。今回はもっともシンプルで合理的なシルエットを採用したそうしたモデルたちをカタログで振り返ってみたい。

◆エスティマ(1990年・初代)

“天才タマゴ”のキャッチフレーズを覚えておられる方も多いと思う。“ワン・モーション・シェイプ”と誇らしげにカタログにも記載されているが、新世代マルチサルーンとしてエポックメイキングだったのがこの初代『エスティマ』。

パッケージングはユニークそのもので、エンジン本体を床下に75度傾けて搭載、補機類はフロントにまとめ、前輪を前に追いやることでフラットなフロアを実現。センターデフ方式のフルタイム4WDも設定していた。

◆シトロエン・クサラ・ピカソ(1999年=本国デビュー)

車名のとおり『クサラ』の派生車として登場したモデル。ユニークなスタイリングだったので“どちらが前なのかわからない”などと、くだけた紹介を当時のどこかの記事で書いた覚えがあるが、モノフォルムを地でいくデザインは、たっぷりとした居住スペースと床面の低いラゲッジスペースをもっていた。後席は3座独立式で、スライド、チップアップが可能で取り外すこともできた。

◆メルセデスベンツAクラス(1998年=日本市場デビュー・初代)

いわずと知れたメルセデス・ベンツ初の小型FF車。当初はEVの計画があり、そのためにサンドイッチ構造と呼ばれる2重の床を採用。床面はやや高めながらフラットだった。デビュー後のエルクテストでの転倒を機に、サスペンション、ブレーキなどは直ちに見直されたエピソードももつ。日本市場へは1.6リットルで登場後1.9リットルを追加。さらに標準ボディからホイールベースを170mm伸ばした“L”も用意された。

◆三菱 i(2006年)

2550mmのロングホイールベースに、3気筒エンジンを45度傾けた、リヤミッドシップのエンジンレイアウトのユニークな実用車として登場したのがこの『i』だった。最小回転半径は4.5mの小ささで、独特のシャープなハンドリングも特徴。このクルマで新規開発されたエンジンは、排気量を変えて『スマート』に搭載されている。後に電気自動車の『i-MiEV』が誕生したのはご承知のとおり。

◆ホンダ・フィット(2007年・2代目)

初代の登場は2001年だったが、写真のカタログのモデルは2代目。2代目は2007年に登場しており、世界115カ国で350万台を販売したという初代のイメージを残しつつ、初代以上にワンモーション度の増したスタイリングを採用。ノーズ先端からボンネット、フロントガラス、ルーフと伸び、ルーフ後端が少し下降する特徴的なシルエットだった。

途中、2010年10月にハイブリッドを追加設定。ほかに1.5リットルi-VTEC搭載のスポーティなRSも用意された。

  • 島崎七生人
  • シトロエン・クサラ・ピカソ《カタログ撮影 島崎七生人》
  • メルセデス・ベンツ Aクラス《カタログ撮影 島崎七生人》
  • 三菱i《カタログ撮影 島崎七生人》
  • ホンダ・フィット《カタログ撮影 島崎七生人》
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