重い荷物を積んでもらくらく押し歩き、宅配業にも展開の可能性…パナソニックの新型電動アシスト自転車

新車 レスポンス

「電動アシスト自転車は走行中は軽いけれど、自転車を降りて押したり止めたりの、取り回しがたいへん」「自転車を押し歩くときにもモーターがアシストしてくれればいいのに」……。そんな声に応える、国内初の押し歩き機能搭載の電動アシスト自転車が7月に登場する。

パナソニックサイクルテックの押し歩き機能搭載 電動アシスト自転車『ビビ・L・押し歩き』。自転車の“押し歩き”とは、自転車から降り、両手はハンドルなどをつかみ、自転車を押して転がす歩き方だ。

「高齢者などが自転車カゴに大きな荷物を載せて、自分は乗らずに転がして歩いてく姿をみかける。そんなシーンからこの押し歩き機能搭載 電動アシスト自転車が浮かんだ」(同社)

◆重たい荷物を載せた押し歩きも坂道らくらく

たとえば階段とスロープが組み合わさる自転車対応歩道橋を押し歩きするときや、重たい荷物を前後のカゴに入れて自転車を押し歩きするとき、自転車が「軽く小回りがきくようにしてほしい」「電動アシスト自転車は車体が重たいから、押して歩く時に転倒しそうになる」(60代女性)といった声が多く寄せられた。

そこでパナソニックは、サドル傾斜センサー(サドル部)、モーター内蔵センサー(ペダル軸横部)、トルクセンサー(ペダル軸部)、スピードセンサー(前輪軸部)という4つのセンサーを、高齢者の使用率が高い軽量モデル「ビビ・L」に搭載。

この4つのセンサーを組む「ビビ・L・押し歩き」で、坂道などで押し歩き時に電動アシストが加わり、運転者負担を軽減、高齢者などの使い勝手を向上させた。

◆3つの制御特徴、セーフティー機構も装備

この押し歩き電動アシストの制御特徴は、「人の歩く速さにあわせて速度を制御」「押し歩く負荷に合わせてアシスト力を制御」「押し歩きアシストを安全に制御」の3点。

スピードセンサーとモーター内蔵センサーでモーターを制御し、歩く速さが変わっても人の歩みに合わせてアシストしてくれる。また、上り坂や荷物を運ぶときなど、押し歩く状況によってや押し歩く負荷に応じたアシスト力を変えてくれる。

さらに、トルクセンサーでペダルの負荷を検知し、ペダルに足が乗っていれば押し歩き機能は作動しないといったセーフティー機構も装備。サドル傾斜センサーでサドルが乗車状態であれば、押し歩き機能は作動しない仕組みにした。

◆操作はおもに3ステップ、ボタンを離すと電動アシストはとまる

押し歩き電動アシストの操作はおもに3ステップ。左ハンドルをにぎる左手の親指で届く位置にスイッチパネルがつき、まず電動アシスト自転車の電源を入れる。次にサドルを引き上げ押し歩き機能を始めることを自転車に伝える。次に左手でハンドルをにぎりながらその親指で「押歩き」スイッチボタンを押す。

「押歩き」スイッチボタンを押したまま自転車が転がすと電動アシストが働き、ボタンを離すとセーフティー機能が作動し押し歩き電動アシストはとまる。

◆電動アシスト自転車開発ノウハウを結実、6年間の検証を経て実現

こうした押し歩き電動アシスト自転車の実現は、令和元年(2019年)の道路交通法施行規則改正をきっかけに加速。「歩く速度が6km/h以下」「自転車から離れると駆動が停止する」「乗車装置(サドル)が使えない、乗れない」という条件を満たせば電動アシスト自転車を押して歩くさいにもアシストできるようにした。

そこに、パナソニック サイクルテックの25年間にわたる電動アシスト自転車開発技術資産を活かし、サドル傾斜センサー技術や押し歩き機能開発といった同社保有の技術を結実させ、6年間の検証を経て実現させた。

同社は今後、子どもを乗せる電動アシスト自転車や、宅配業や貨物輸送業むけの業務用電動アシスト自転車へもこうした押し歩き電動アシスト機能を搭載したモデルを展開していくという。

  • 大野雅人
  • パナソニック・ビビ・L・押し歩き《画像提供 パナソニックサイクルテック》
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