レクサス新世代第一弾は『NX』新型…PHV設定やタッチトレーサーオペレーションなど

エコカー レスポンス

レクサスは6月12日、新型『NX』 (Lexus NX)をワールドプレミアした。ブランド初のPHVを設定するなど、レクサスの新世代モデル第一弾に位置付けている。

レクサスNX初代は2014年4月、中国で開催された北京モーターショー2014で初公開された。『RX』の下に位置するクロスオーバー車で、現在では、レクサスの主力車種のひとつとなっている。6月12日にワールドプレミアされた新型NXは、2世代目モデルとなる。

◆新しいスピンドルグリルなど新デザインを導入

新型のフロントマスクは、グリル面を垂直に立てながら、ボンネットフードをフロント先端間際まで伸ばし、塊感を強化した。直立したグリル面で効率的に空気を取り込むことで、ラジエーターの冷却性能を向上させているという。

新型では、フロントグリルのメッキ枠を廃止し、シンプルな構成と軽量化を追求した。グリルのパターンには、立体感のある縦長U字形ブロックを採用し、下部にはスリット状の開口部を設け、冷却性能を向上させている。ヘッドランプは全体を黒基調とすることで、L字型のデイタイムランニングライトを際立たせた。

新型のボディサイドは、直立したグリル面に向かうボンネットフードで伸びやかさを表現した。リアのオーバーハングを短くすることで、軽快感を演出する。ベルトライン直線部を短くし、リアへ向かうキックアップを強調することにより、キャビンに凝縮感を持たせているという。

新型のリアは、テールゲート中央に向けて、スピンドル形状をモチーフに絞り込んだ。さらに、リアフェンダーがスピンドル形状を挟み込む造形とすることで、リアのキャビン周りの凝縮感とタイヤの張り出しを強調した、と自負する。

テールランプは、中央に配置したスリムな横長ランプと、左右のL字型ランプをそれぞれ独立させた。中央に配置されたブランドマークは、従来のLマークからLEXUSロゴに刷新されている。

「Fスポーツ」のエクステリアには、20インチの専用アルミホイール、バンパーロアのスポイラー、フロントサイドガーニッシュなどを装備している。

新型のボディサイズは全長4660mm、全幅1865mm、全高1640mm、ホイールベース2690mm。従来型に対して、全長と全幅は20mm拡大。全は5mm引き上げられ、ホイールベースは30mm延びている。

◆「手綱」に着想を得て操作性を追求したインテリア

新型のインテリアは、新たなコックピットデザインの考え方「Tazuna Concept」に基づき、コックピットを設計した。人が馬を操る際に使う「手綱」に着想を得て、ステアリングスイッチとヘッドアップディスプレイを連携させ、視線移動や煩雑なスイッチ操作をすることなく、運転に集中しながらナビゲーションやオーディオ、ドライブモードセレクトなど、各種機能を制御できるようにしたという。

新開発のステアリングホイールを採用した。ホーンパッドの小型化やスポークデザインの変更により、スポーティさを強化した。シフトレバーには、シフトバイワイヤ機能用を新開発し、しっとりとした触り心地や、握りやすく操作しやすい形状を追求している。

内装色には、ブラックとリッチクリームのコントラスト配色に高彩度オレンジのアクセントステッチを効かせた「ブラック&リッチクリーム」などを用意した。メーター周りの造形からドアトリムに連続してつながるオーナメント加飾には、ダークカラーを採用している。

新型には、64色の室内イルミネーションを採用した。美しい自然現象を見た際の感情や、気持ちの変化を表現した14色を推奨カラーとしてプリセットした。また、他の色を選びたい場合は、センターディスプレイのカラーパレットで、その他50色の中から選択できる。

Fスポーツのインテリアでは、ステアリングホイール、フロントシート、アルミペダル、シフトレバーなどを専用デザインとした。

◆新たな操作方法「タッチトレーサーオペレーション」

新型では、ドライバー、パッセンジャーの間取りの比率を工夫することで、それぞれに最適な空間を演出した。メーターやセンターディスプレイエリアは、ドライバーのワイドな視野を確保し、ドライバーのニースペースは適度にタイトにした。コンソール上面を含むワイドなパッセンジャーエリアは、同乗者にゆとりのある空間を提供する、と自負する。

ヘッドアップディスプレイからメーターへと前後方向につながる情報表示系の配置と、ヘッドアップディスプレイからセンターディスプレイへつながる操作系の構成により、運転中のスムーズな視線移動を可能にした。スタートスイッチ、シフトレバー、ドライブモードセレクトスイッチなどをステアリングホイール周辺の自然と手が届く場所に配置することで、姿勢を崩さずスムーズに操作が行えるようにした。

新型では、ヘッドアップディスプレイとステアリングのタッチセンサースイッチを組み合わせた新たな操作方法「タッチトレーサーオペレーション」を採用した。ステアリングのタッチセンサースイッチに触れると、操作ガイドがヘッドアップディスプレイ(ヘッドアップディスプレイのオフ時はメーター)に表示され、手元を見ることなく、視線を前方に置いたまま、直感的に操作することができるという。

また、ヘッドアップディスプレイは、周辺の道路状況を確認できる視界を保った上で、運転を楽しめるように、表示する情報とレイアウトが異なる3つのモードを用意した。運転シーンに合わせて、ドライバーがモードを切り替えることができる。ヘッドアップディスプレイに組み合わせられるメーターは、運転中に必要な情報をドライバーへ確実に伝えるように、表示情報の配置やグラフィックを刷新した。

大型のタッチディスプレイを採用したことで、多くの機能をディスプレイ内のソフトスイッチに集約した。スイッチのサイズや形、レイアウト、表示情報など、直感的に操作できる最適な配置と形状を追求している。

◆PHVはクラストップのEVモード航続を可能に

新型のパワートレインは、プラグインハイブリッド車(PHV)向けの2.5リットル直列4気筒ガソリン、ハイブリッド車向けの2.5リットル直列4気筒ガソリン、2.4リットル直列4気筒ガソリンターボ、2.5リットル直列4気筒ガソリン自然吸気の4種類を、市場に応じて設定する。

レクサス初のPHVシステムは、高効率の2.5リットル直列4気筒ガソリンエンジン、大容量かつ高出力のリチウムイオンバッテリー、前後モーターで構成される。リチウムイオンバッテリーは蓄電容量が18.1kWhで、クラストップレベルのEVモード航続を可能にする、と自負する。AWDの「E-Four」を採用しており、前後駆動力を100対0から20対80の間で可変することができる。

走行モードは、スイッチ操作で4種類のモード(EV、AUTO EV・HV、HV、セルフチャージ)が選択できる。AUTO EV・HVモード選択時には、ナビシステムの目的地を設定することで、レクサス初の先読みEV/HVモード切り替え制御が作動。バッテリーの残量やルート、交通情報などのデータをもとに、高速道路などでは自動的にHVモードに切り替える。

新開発の2.4リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンには、新開発の高トルク対応型「ダイレクトシフト8AT」、新開発の電子制御フルタイムAWDを組み合わせる。エンジンは「TNGA」の高速燃焼システムに加えて、レクサス初のセンター噴射直噴システムやターボと触媒の近接配置などにより、世界各地の排気ガスや燃費規制への対応を図る。ダイレクトシフト8ATは、低回転から高トルクを発生するターボエンジンの特長に合わせて最適化した。新開発のシフト制御技術を採用する。また、電子制御フルタイムAWDは、前後駆動力配分を75対25から50対50までの間で可変させることができる。

◆最新の「レクサス・セーフティ・システム+」

新型には、「レクサス・セーフティ・システム+」の最新版を搭載する。ミリ波レーダーと単眼カメラの検知範囲拡大により、各機能の性能向上や一般道での支援を行う新機能を追加した。トヨタ独自の自動運転の考え方「Mobility Teammate Concept」に基づいて開発した高度運転支援技術の「Lexus Teammate Advanced Park」を採用し、スムーズな駐車を支援する。

さらに新型には、スマートフォンにより、リモートで駐車できる機能を新たに導入した。また、ドアのラッチとアンラッチを電子制御で行う「e-ラッチシステム」とブラインドスポットモニターセンサーを連動させた「安心降車アシスト(ドアオープン制御付)」が、ドアを開けた時に後方から接近している車両との接触事故を回避する。スマートフォンで車両の操作を可能にするデジタルキーも採用している。

  • 森脇稔
  • レクサスNX新型プロトタイプ《写真提供 トヨタ自動車》
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