シボレー カマロ に9.4リットルV8搭載、ドラッグレーサー「COPO」に2022年型…米国発表
GMのシボレーブランドは7月30日、『COPO カマロ』(Chevrolet COPO Camaro)の2022年モデルを米国で発表した。
COPO カマロは、米国を中心に人気の高いモータースポーツで、2台が0-400mの直線で加速性能を競うドラッグレースに参戦するために開発された競技専用車だ。
2022年モデルでは、最大で9.4リットル(572立方インチ)の排気量を備えたV型8気筒ガソリンエンジンが用意される。このビッグブロックV8は、現行シボレー車で最大の排気量であり、オリジナルの1969年のCOPOカマロの精神を現在に伝えるものになるという。
9.4リットルV型8気筒ガソリンエンジンには、4ボルトのメインキャップ、アルミ製ヘッド、鍛鋼製クランクシャフト、鍛造鋼製コネクティングロッド、鍛造アルミ製ピストン、鋳鉄製ブロックを採用している。
COPO カマロの2022年モデルには、カーボンファイバー製フードとウイリーバーが標準装備された。オプションでトランクのウェイトボックスやパラシュートが選択できる。
なお、9.4リットルV型8気筒ガソリンエンジンを搭載するCOPOカマロの2022年モデルの米国ベース価格は、10万5500ドル(約1157万円)と発表されている。
- 森脇稔