日産、2030年度までに新型電動車23モデル投入を発表

新車 レスポンス

日産自動車は、長期ビジョン「Nissan Ambition 2030」(日産アンビション2030)を発表。2030年度までに電気自動車15車種を含む23車種の新型電動車を投入する。

日産は、環境問題や社会課題、そして変化する顧客ニーズに対応し、よりクリーンで安全、インクルーシブな誰もが共生できる社会の実現と、真に持続可能な企業となることを目指している。長期ビジョンのスローガンは「共に切り拓く モビリティとその先へ」。自信とワクワクにあふれ、より人や社会とつながる体験を提供し、移動の可能性を広げていく。また、パートナーとともにモビリティを中心としたエコシステムを構築し、社会の可能性を広げていく。

日産は今後10年間、数多くの電動車とイノベーションを提供し、グローバルに事業を拡大。この長期ビジョンは、2050年度までに製品のライフサイクル全体でカーボンニュートラルを実現するという同社の目標を支えるものとなる。

◆2026年度までに電動車20モデルを導入

日産は電動化を長期的な戦略の中核に据え、今後5年間で2兆円の投資を行い、車両の電動化と技術革新をさらに加速させていく。2030年度までに15車種のEVを含む23車種の電動車を導入し、ニッサン、インフィニティの両ブランドをあわせてグローバルに電動車のモデルミックスを50%以上とすることを目指す。目標達成に向け、2026年度までにEVとe-POWER搭載車を合わせて20車種導入。電動車の販売比率を欧州で75%以上、日本で55%以上、中国で40%以上、米国では2030年度までに40%以上(EVのみ)に向上させていく。

また、日産が目指す電動化の未来を示すものとして、先進技術をパッケージ化することで、最高の体験を提供する3つの新しいコンセプトカーを公開した。走りの楽しさを拡張するオープンカー『Max-Out』、移動空間の常識を超えるユーティリティー・ビークル『Hang-Out』、行動の範囲、活動の多様性を拡張するピックアップトラック『Surf-Out』。これらのコンセプトカーは、日産が将来提供する先進的なクルマの幅広いラインアップやエコシステムの可能性を示している。

◆全固体電池を2028年度に市場投入

日産は、リチウムイオン電池の技術をさらに進化させ、コバルトフリー技術を採用することで、2028年度までに1kWhあたりのコストを現在と比べ65%削減する。また、2028年度までに自社開発の全固体電池(ASSB)を搭載したEVを市場投入することを目指し、2024年度までに同社の横浜工場内にパイロット生産ラインを導入。ASSBの採用により、様々なセグメントへのEV投入が可能となり、動力性能や走行性能も向上できる。また、充電時間を3分の1に短縮し、EVをより効率的で身近なものにしていく。ASSBのコストは、2028年度に1kWhあたり75ドル、その後、EVとガソリン車のコストを同等レベルにするため、65ドルまで低減していくことを目指す。EVの台数増加に対応し、グローバルな電池供給体制を確立。具体的にはパートナーと協力し、2026年度までにグローバルな電池生産能力を52GWh、2030年度までに130GWhへと引き上げる予定だ。

また、先進の運転支援技術や知能化技術をより多くのユーザーに提供し、その価値をより高めていくことを目指す。2026年度までにプロパイロットを、ニッサン、インフィニティ両ブランドあわせて250万台以上を販売。運転支援技術をさらに進化させ、2030年度までにほぼすべての新型車に高性能な次世代ライダー技術を搭載することを目指す。国や地域ごとに異なる交通環境やニーズに合わせた最適なソリューションを提供するために、最適なパートナーとともに、都市のより効率の高い移動と、地方の持続可能な移動手段として、新しいモビリティサービスの実現を目指す。

◆モビリティとその先に向けたグローバルなエコシステムを構築

技術の進化に加え、EVをより競争力のあるものにするため、日産はEVの生産と調達の現地化を推進。英国で発表した日産独自のEV生産ハブ「EV36Zero」を日本、中国、米国を含む主要地域へ拡大していく。モビリティとエネルギーマネジメントを組み合わせ、生産とサービスを統合したこのエコシステムにより、カーボンニュートラルの実現を目指す。

日産は、4Rエナジー社との10年にわたって築いたノウハウを活用し、EVバッテリーをより持続可能なものにしていく。具体的には、バッテリーを二次利用するための施設を日本以外にも拡大し、2022年度には欧州、2025年度には米国に新たな施設を設立する予定。日産はバッテリーの二次利用を推進するためのインフラを整備し、エネルギーマネジメントにおける循環サイクルを構築することで、2020年代半ばには、V2Xと家庭用バッテリーシステムの商用化を目指す。

日産は、モビリティ開発のイノベーションを加速させるため、研究開発部門における先進技術領域で3,000人以上の従業員を新規に採用するとともに、現在の従業員のスキルも継続して向上させていく。また、アライアンスでの協力体制をさらに強化し、カーボンニュートラル技術、電動化技術、ソフトウェアやサービスなどの分野で、コスト削減や専門知識の共有を推進していく。

そして、長期的な事業の継続性を維持するため、Nissan NEXT以降も、比例連結ベースで営業利益率5%以上を維持していく。

  • 纐纈敏也@DAYS
  • 日産自動車 内田誠社長(向かって左)とアシュワニ・グプタ最高執行責任者(右)《写真提供 日産自動車》
  • NISSAN Max-Out コンセプトカー《写真提供 日産自動車》
  • Nissan Hang-Out コンセプトカー《写真提供 日産自動車》
  • NISSAN Surf-Out コンセプトカー《写真提供 日産自動車》
  • NISSAN Max-Out コンセプトカー《写真提供 日産自動車》
  • NISSAN Max-Out コンセプトカー《写真提供 日産自動車》
  • NISSAN Max-Out コンセプトカー《写真提供 日産自動車》
  • NISSAN Max-Out コンセプトカー《写真提供 日産自動車》
  • Nissan Hang-Out コンセプトカー《写真提供 日産自動車》
  • Nissan Hang-Out コンセプトカー《写真提供 日産自動車》
  • Nissan Hang-Out コンセプトカー《写真提供 日産自動車》
  • Nissan Hang-Out コンセプトカー《写真提供 日産自動車》
  • Nissan Hang-Out コンセプトカー《写真提供 日産自動車》
  • Nissan Hang-Out コンセプトカー《写真提供 日産自動車》
  • Nissan Hang-Out コンセプトカー《写真提供 日産自動車》
  • NISSAN Surf-Out コンセプトカー《写真提供 日産自動車》
  • NISSAN Surf-Out コンセプトカー《写真提供 日産自動車》
  • NISSAN Surf-Out コンセプトカー《写真提供 日産自動車》
  • NISSAN Surf-Out コンセプトカー《写真提供 日産自動車》
  • NISSAN Surf-Out コンセプトカー《写真提供 日産自動車》
  • NISSAN Surf-Out コンセプトカー《写真提供 日産自動車》
  • NISSAN Surf-Out コンセプトカー《写真提供 日産自動車》
  • Nissan Surf-Out / Max-Out / Hang-Out《写真提供 日産自動車》
  • 日産EVテクノロジービジョン《写真提供 日産自動車》
  • 日産EVテクノロジービジョン《写真提供 日産自動車》
  • 日産EVテクノロジービジョン《写真提供 日産自動車》
  • 日産EVテクノロジービジョン《写真提供 日産自動車》
  • NISSAN Chill-Out コンセプトカー《写真提供 日産自動車》
  • NISSAN Chill-Out コンセプトカー《写真提供 日産自動車》
  • NISSAN Chill-Out コンセプトカー《写真提供 日産自動車》
  • NISSAN Chill-Out コンセプトカー《写真提供 日産自動車》
  • Nissan Chill-Out コンセプトカー《写真提供 日産自動車》
  • NISSAN Chill-Out コンセプトカー《写真提供 日産自動車》
  • NISSAN Chill-Out コンセプトカー《写真提供 日産自動車》
  • 日産 アリアと内田誠社長《写真提供 日産自動車》
  • NISSAN Chill-Outと内田誠社長《写真提供 日産自動車》
  • NISSAN Chill-Outと内田誠社長《写真提供 日産自動車》
  • NISSAN Chill-Outとアシュワニ・グプタ最高執行責任者(左)/内田誠社長(右)《写真提供 日産自動車》
  • NISSAN Chill-Outとアシュワニ・グプタ最高執行責任者《写真提供 日産自動車》
  • NISSAN Chill-Outとアシュワニ・グプタ最高執行責任者《写真提供 日産自動車》
  • 日産 アリアとアシュワニ・グプタ最高執行責任者《写真提供 日産自動車》
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