メルセデスベンツ、次世代EV向け全固体電池を共同開発へ…航続5割延長も可能に

エコカー レスポンス

メルセデスベンツは11月30日、次世代EV向けの全固体電池技術を、Factorial Energy社と共同開発すると発表した。早ければ2022年にも、プロトタイプセルをテストする計画だ。

全固体電池は、リチウムイオン電池に使用されている液体電解質の代わりに、固体素材で作られた電解質を使用する。固体電解質は、バッテリーの安全性を高めるだけでなく、リチウム金属アノードなどの新しいアノードの使用を可能にする。全固体電池は、リチウムイオン電池と比較して、約2倍のエネルギー密度を持つ。これにより、航続の拡大や充電時間の短縮を可能にする。

米国マサチューセッツ州に本拠を置くFactorial Energy社は、1回の充電での航続を最大50%延長しながら、安全性が向上し、従来のリチウムイオン電池と同等のコストを可能にする全固体電池「FEST(Factorial Electrolyte System Technology)」を開発している。

メルセデスベンツは、2025年以降に発表する次世代車台を、すべてEV専用にする計画だ。そして、市場の状況が許せば、2030年から販売する全モデルをEVにするために、準備していく。メルセデスベンツは今後5年以内に、全固体電池テクノロジーをEVに搭載することを目指している。

メルセデスベンツ乗用車部門のマルクス・シェーファーCOO(最高執行責任者)は、「メルセデスベンツは電動化戦略を加速することで、フルEVの未来への道を切り開いた。バッテリー技術の分野でも、主導的な役割を果たしていく」と述べている。

  • 森脇稔
  • メルセデスベンツ乗用車部門のマルクス・シェーファーCOOとFactorial Energy社のSiyu Huang最高経営責任者《photo by Mercedes-Benz》
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