米レースで佐藤琢磨に新たな“同志”、デロイト トーマツとテクニカルパートナーシップ発表…特別な車体色も

モータースポーツ レスポンス

2022年もNTTインディカー・シリーズに参戦する佐藤琢磨とデロイト トーマツ コンサルティング合同会社との間にテクニカルパートナーシップ契約が結ばれたことが7日、オンライン会見で発表された。琢磨は新たな“同志”とともに、今月末に開幕予定の新シーズンへと臨む。

日本の4輪モータースポーツのレジェンドにして、今もトップシリーズを戦い続ける佐藤琢磨(45歳)。F1参戦時代には2004年アメリカGPで3位表彰台を獲得、2010年からは北米のインディカー・シリーズを主戦場にして、世界最大級のレース「インディ500」で2度の優勝を飾るなどの活躍を演じてきた(シリーズ通算6勝)。今季2022年は新天地「Dale Coyne Racing with RWR」に移籍してのシリーズ継戦が決まっている。

(*Dale Coyne Racing with RWR=デイル・コイン・レーシング ウィズ RWR/RWRはRick Ware Racing=リック・ウェア・レーシングの略称。搭載エンジンはホンダ)

新たな環境のもとで戦う2022年シーズンに向けて、琢磨が頼もしき新たな“同志”を得た。デロイト トーマツ(Deloitte Tohmatsu)グループのデロイト トーマツ コンサルティング合同会社とレーシングドライバー 佐藤琢磨の間にテクニカルパートナーシップ契約が締結され、多角的に連携していくことが発表されたのだ。

インディカーのようなトップエンドのレースにおいては近代、戦いがコース上のみならず“データ上”でも激しくなってきていることは周知の事実。その部分で、デロイト トーマツの知見・アセットを活用したデジタルテクノロジーによるサポートが琢磨を後押しすることになる。

また、そうしたレースで勝つためのサポートのみならず、琢磨とデロイト トーマツとの連携下では多岐多様な“展開”が進められてもいく。たとえば、琢磨のようなトップアスリートに代表される熟練者の脳データ研究開発を推進し、それを次世代アスリート育成や社会問題解決等にも活かしていくという。琢磨は現役第一線にいながら、「ホンダ レーシングスクール 鈴鹿」(HRS Suzuka)で四輪系プログラムの“校長”(プリンシパル)を務めてもいる。そうしたところへの波及もあり得る状況が琢磨から語られており、期待できそうだ。

(*ホンダ レーシングスクール 鈴鹿=HRS Suzuka は、鈴鹿サーキット レーシングスクール=SRSの新名称。今年1月に改称が発表された)

デロイト トーマツ コンサルティングの代表執行役社長、佐瀬真人氏は「佐藤琢磨選手のグローバルな活躍を我々はリスペクトしております。限界をつくらない、視野を広く高くもつ、というところは、(分野を問わず)プロフェッショナルがもつべき考え方であり、我々とも共通すると考えています。我々もビジネスの世界でグローバルに戦う者であり、ぜひ佐藤さんと一緒に活動したい、と思い、お声がけさせていただきました。佐藤さんの勝利をサポートすることで、我々にも学ぶことがあると思っています」との旨を語っている。

佐瀬氏からは「グローバルに勝つ、というところで、戦う“同志”が増えた、と佐藤さんに感じていただき(技術面のみならず)心の支えにもなれれば」との話もあったが、まさしく同志といえる頼もしき新パートナーを得たことに琢磨も、「今回のテクニカルパートナーシップ実現をとても嬉しく思っています」と喜び、2月末の開幕が迫る新シーズンに向けての抱負を次のように語った。

「今年はチームを移籍しての戦いになります。今、自分自身はトレーニングを積んできて心身とも高いレベルにあると思っていますし、開幕戦から勝利を狙っていきたいですね。インディカーは市街地やショートオーバル、スーパースピードウェイ(ビッグオーバル)など、バラエティに富んだ環境でレースを戦いますから、デロイト トーマツさんと一緒にあらゆるリソースを使って、チームとも一丸になってさらなる高みを目指したい。もちろん、インディ500の3勝目も目指していきます。これからもたくさんの応援をお願いします」

2022年のNTTインディカー・シリーズは2月27日決勝のセント・ピーターズバーグ戦で開幕する予定。なお、第10戦として7月17日決勝の日程で開催予定のトロント(カナダ)戦では、琢磨の51号車がデロイト トーマツのスペシャルカラーに彩られることになっている。

  • 遠藤俊幸
  • オンライン会見で意気込みを語った佐藤琢磨。《写真提供 デロイト トーマツ グループ》
  • オンライン会見の模様(琢磨は米国からの参加)。《写真提供 デロイト トーマツ グループ》
  • 2022年のトロント戦では琢磨の51号車がスペシャルカラーに。《写真提供 デロイト トーマツ グループ》
  • 佐藤琢磨(2021年シーズン)《Photo by INDYCAR》
  • 佐藤琢磨(2021年シーズン)《Photo by INDYCAR》
  • 佐藤琢磨(2021年シーズン)《Photo by INDYCAR》
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