検査不正問題の三菱電機、日産OBで現日本電産幹部を品質担当役員に起用[新聞ウォッチ]

業界 レスポンス

鉄道車両向け製品の偽装データによる検査不正や品質問題などが相次いで発覚した三菱電機が、品質管理担当の執行役ポストである最高品質責任者(CQO)に日産自動車出身の中井良和氏を起用するという。

同社が発表した4月1日付の役員人事で明らかになったもので、きょうの読売や日経なども報じている。

それによると、CQOのポストは同社の長崎製作所で発覚した検査不正などを受け、再発防止に向けて体制を強化するために2021年10月に新設。そのポストに起用となる中井氏は、日産では品質保証に長く携わり、2017年に発覚した一連の完成車の無資格検査問題の際にも常務執行役員で品質を担当するなど、危機的な修羅場も経験したスペシャリスト。三菱電機では「内向き志向や縦割りの弊害の打破を狙い、今回の人事では多様性を意識した布陣とした」(日経)としている。

三菱電機の今回の人事の狙いはともかく、CQCに就任する中井氏の現職は同じく日産出身の関潤氏が社長を務める日本電産で、グローバル品質統括部長を務めている。創業者の永守重信会長の強烈な経営力により高い収益力で成長を続けてきた日本電産には、途中入社の幹部社員も数多いが、勤続年数が短くて退社する“渡り鳥人生”の腰掛の日産出身者も少なくない。関社長にとっても同じ釜の飯を食べた先輩や同輩たちが去っていくのも痛手だろう。

2022年2月18日付

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  • 福田俊之
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