燃費が良くなる、悪くなる---クセにしておきたいドラテク[カスタムHOW TO]

エコカー レスポンス

何気なく運転している中でも、実は燃費を悪くしてしまう習慣がある。逆に燃費を良くする習慣を身につければ自然と燃費は伸びていく。そんな街中や高速道路のドライビングテクニックに迫る。

◆タイヤが1回転するまではふんわりと加速する

まず燃費を良くするのにクセにしておきたい走り方はタイヤの転がりを意識すること。発進し始めた瞬間から大きく加速するにはクルマが止まろうとする慣性を押しのけて加速しなければならない。ほんのちょっと、具体的にはタイヤが1回転する約2mくらいはふんわりと加速。AT車ならクリープでソロソロと動き出してから、ジワッとアクセルを踏むようにする。

タイヤは停止から発進時がもっとも滑りやすい。完全に空転しなくてもスリップロスが増えると、その分だけエネルギーは空中に消えてしまうわけで、少しでもそれを抑えておきたい。また、燃費とは関係ないがミッションやエンジンもいきなりグーンと力を掛けるより、予備動作があった方が機械的な負担も少ないので、長持ちに貢献してくれる。

◆ふんわり加速でじわじわと速度を上げるのは…NG!!

走り出したらふわっと加速するわけだが、実はやりすぎも良くない。ずーっとふわっと加速するよりも、多少燃料を使ってさっさと加速して、そこから等速で巡航したほうが燃費は良くなる。この加速していない区間がガソリン消費を抑えられるところなので、ここを長く取った方が良い。

ふんわり加速で次の信号までずっと、ふんわりだけど、46.47.48.49.50と加速し続ける人がいる。それよりも46.48.50.50.50で、この場合の50km/hの区間を長く保った方がトータルの燃費は良くなるのだ。とくに信号までの距離が長ければ効果は大きい。

◆アクセルOFFで長く減速する

ブレーキは少なめにするのがGOOD

信号が見えてきて止まる時はできるだけアクセルOFFの区間を長く保つようにする。このときに減速している間はガソリンの噴射量も少ないので、燃費向上に効果が高い。

ちなみによく言われる「アクセルOFFでの減速時は燃料カットになるので燃費に良い。そこでニュートラルにするとガソリンを噴いてアイドリングの回転数を保持するので燃費は落ちる」という話だが、都市伝説の可能性が高い。実際燃料マップを見ると、たしかにアクセルOFFにした直後は燃料噴射はほぼ0になるが、そのあとはガソリンは噴いている。これは燃焼室内冷却の意味などもありゼロにはならない。

なのでマニュアル車の場合、無理にギリギリまでエンジンブレーキで走る必要はなし。早めにニュートラルに入れても大丈夫。逆にさっさとニュートラルに入れてもいいが、止まるときのブレーキの負荷が増えるのでそこそこにしておきたい。

耐久レースで燃費を稼ぐときには、フル加速して速度が乗ったらニュートラルに入れて惰性で走るのが定番テクニック。その方がエンジンブレーキが効かない分、速度が落ちないのでタイムも落ちない。しかし、これにはギアを繋ぐときに不安定になることもあるので、公道でオススメできるテクニックではない。

オートマ車は走行中にニュートラルに入れて、またドライブに戻すときに負荷がかかる恐れがあるので、アクセルOFF区間を長く取ることを意識して走るのがベター。

◆ハイブリッド車は惰性で走る回生区間こそ見せ場!!

ハイブリッド車はしっかり加速して、惰性で走る区間とゆるい減速区間を長く取るのがポイント。その間に回生機構によって発電されて、電気がバッテリーに充電されていく。この充電はガツンと減速するよりも、ゆるく長い減速の方が効率よく電気を溜められるので、できるだけ強いブレーキを踏まないようにしたい。

電車もシステム的にはほぼ同じで、減速時にエネルギーを電気として回収して架線に戻している。新幹線がじわじわ加速運転から、最初に加速してあとは惰性で走ることを意識してから、年間で億単位で節電になったという。電車でもこの巡航(回生)区間を作るのは効果的なのだ。

◆長時間のアイドリング暖気は

燃費にもエンジンにも悪影響!!

良かれと思ってエンジンを早めに掛けて暖機運転する人もいるがこれはNG。もちろん燃費に良くないし、1分程度の暖機運転はいいが、それ以上はほぼ意味がない。アイドリングではなかなかエンジンは温まらないし、ミッションやデフなど駆動系も温まらない。ならば、1分ほどエンジンを掛けてオイルがしっかりと循環したら、あとはゆっくりと走りながらミッションや駆動系まで温めたほうが良い。

アイドリング時間が長いとエンジンオイルもガソリンで希釈しやすくダメージを受けやすい。潤滑性能や気密性が落ちることで、これまた燃費の悪化をもたらす可能性がある。アイドリングは極力短くするのが燃費にもクルマにも優しいのだ。

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