テスラのEVトラック『セミ』、最初の1台はペプシに納車へ
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テスラ(Tesla)のイーロン・マスクCEOは10月7日、同社初のEVトラック『セミ』の生産を間もなく開始し、最初の1台を12月1日、ペプシに納車すると発表した。
セミは、トレーラーの牽引に用いられるトレーラーヘッドのEVだ。電動パワートレインには、テスラのEVセダン、『モデル3』用がベースのモーターを4個、リアアクスルに独立して搭載する。
0〜96km/h加速は5秒と、同クラスのディーゼルトラックの15秒に対して、大幅な性能向上を可能にした。新開発の急速チャージャーを利用すれば、およそ640km走行分のバッテリー容量を30分で充電できる。
このセミの生産が間もなく開始され、最初の1台が12月1日、ペプシに納車されることが決定した。マスクCEOによると、1回の充電での航続は最大で805kmに到達すると同時に、とてもファン・トゥ・ドライブになるという。
- 森脇稔