『コペン』がラリー仕様? WRCに殴り込んだチャレンジャー…東京オートサロン2023[詳細画像]
モーターショー
レスポンス
東京オートサロン2023のダイハツブースに登場した『コペン』は只者ではない。2022年に行われた世界ラリー選手権(WRC)のイベント、ラリージャパンに出走し、クラス優勝を果たした特別なコペンだからだ。
このコペンは、ダイハツのチューニング部品を数多く取り揃えるブランド、「D-SPORT」を運営するSPKを母体とする「D-SPORTレーシングチーム」が製作した車両だ。ラリージャパンでは出走38台中の総合30位でフィニッシュし、JRCar3クラス優勝を果たした。
軽オープンカーとして独自の立ち位置を確保するコペンだが、本車はラリーに出場するために数々の安全装備が組み込まれている。狭い車内にロールバーが取り付けられているほか、WRCの規定に対応するための安全タンクが装備された。一方でエンジン周りなどは控えめな改造に留められており、市販車に近い状態で世界と戦った1台だ。
- ショーカーライブラリー