車載二次電池の市場動向を整理・分析、『レスポンス』が調査レポートを発表
リチウムイオン電池を搭載したルノーのコンセブトカー、セニック・ヴィジョン(ブリュッセルモーターショー2023)《Photo by Sjoerd van der Wal/Getty Images News/ゲッティイメージズ》
イードが運営する自動車ニュースサイト『レスポンス』は3月7日、車載二次電池の市場動向について、『【調査レポート】車載二次電池の市場動向』を発表した。レポートでは欧州・中国・北米・日本における自動車OEM、LIB(Litium Ion Battery)メーカーを整理・分析した。
温暖化効果ガス(CO2など)排出削減が求められる中、世界各国でエンジン車の販売禁止が提言され電動車の市場の拡大が進んでいる。
レポートによると、BEV(Battery Electric Vehicle)の需要拡大によりLIBの市場は急拡大している。2022年の新車販売におけるEV化率は13%(対前年比で+5ポイント)となり、EV販売台数上位20モデル中14車種が中国ブランドだった。OEMとLIBメーカーとの連携が強化され、LIBメーカーの供給量上位3社で世界市場の7割以上を占めた。
- 大矢根洋