ポルシェ『カイエン』次期型、EV設定へ
新車
レスポンス
ポルシェは3月13日、SUVの『カイエン』(Porsche Cayenne)の次期型にEVを設定すると発表した。
ポルシェは2030年までに、世界新車販売の80%以上をEVにする目標を掲げている。この目標の実現に向けて、ポルシェはカイエンの次期型に、EVを用意する。
カイエンは、ポルシェの最量販モデルだ。2022年は全世界で9万5604台を売り上げ、前年比は15%増と2年ぶりに増加した。現行カイエンには、プラグインハイブリッド車(PHEV)として、「ターボ S Eハイブリッド」や「Eハイブリッド」をラインナップ。次期型では、電動化をさらに進めて、初のEVを設定する。
カイエンは、家族向けのツアラー、堅牢なオフローダー、ダイナミックなスポーツカーという異なるキャラクターを併せ持ち、過去20年間にわたってスポーティSUVセグメントをリードしてきた、と自負する。オールエレクトリックのカイエンは、このサクセスストーリーを継続する、としている。
- 森脇稔