豊田自動織機製フォークリフトの型式指定取り消しへ
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国土交通省は、フォークリフト用エンジンの排出ガス試験不正が発覚した豊田自動織機に対して、行政処分を科すため、4月25日に聴聞を実施する。
豊田自動織機はフォークリフト用エンジン2機種について排出ガス性能の長距離耐久試験でデータを改ざんするなどの不正が発覚した。排出ガス性能は保安基準に不適合だった。
国土交通省は不正していたエンジンに関して道路運送車両法に基づいて型式指定を取り消す行政処分を実施する見通しで、これを前に同社に対する聴聞を4月25日に実施する。同社は聴聞への出頭に代わって陳述書、証拠書類などの提出でも可能。
同社は対象のフォークリフトをすでに出荷を停止している。型式指定を取り消された場合、再取得するまで生産できなくなる。
- レスポンス編集部