雨天時のドライブでリスクを減らすための対策とは

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事前の対策が重要なポイント

雨のドライブで注意することは、なんといっても視界の確保とグリップの低下。視界確保のポイント3つをご紹介したい。

窓の外側をクリアにする

雨のとき一番頼りになるのがワイパー。しかしワイパーゴムは、紫外線や熱、ホコリなどで劣化して、拭き取り性能は徐々に低下していく。ビビり音が出たり、拭き取り面に筋が入るようになったら、即交換。最低1年に一度は交換したいので、梅雨入り前には定期的に交換すること(ブレードごとではなく、ゴムだけ交換するとリーズナブル)。

またウインドの表面に油膜がついていると、光がギラギラ乱反射して、視界不良に……。ノンシリコンの専用クリーナーで、日頃からきれいに磨いておこう。ガソリンスタンドなどのウエスだと、油分が付着していることがあり、そうしたウエスで拭くと、かえって油膜が広がることもあるので、要注意。

清掃したあとは、撥水剤などでコーティングするのも非常に有効。ただし、コーティング面を洗剤で拭くと、撥水効果にムラができて前が見にくくなることもあるので、撥水剤を愛用している人は水拭きオンリーがいいだろう。

曇り止め対策

雨の日は、服や傘、靴などについた水分の影響で、内窓が曇りやすくなる。曇れば視界が悪くなるので、曇り止め対策が必要。まず、クルマに乗るときに、傘や服、靴についた水滴を叩いて、なるべく水分を車内に持ち込まないようにする。

とくに底がゴムや革製の靴は、濡れるとペダルの上で滑ることもあるので、車内に一枚ウエスを置いておいて、軽く拭きとってから運転するのが望ましい。濡れた傘も、そのまま助手席や後部座席に置くのではなく、ビニール袋などに入れておくとベター。

そのうえで、エアコンを外気導入でオンにする。曇りを消すにはこれが一番。なお、内窓が汚いクルマは、内窓に付着したタバコのヤニ、外気のばい煙、手垢、人息、ホコリなどの汚れに水分が吸着するので、一段と曇りやすい。したがって内窓のクリーニングも大事な要素だ。

被視認性をアップ

雨の日は、昼間でもヘッドライトを点けて、被視認性をアップするのも肝要。スモールランプなんてケチなことを言わずに(デイライトならややマシ)ヘッドライトを使用しよう。もうひとつ、雨の日は歩行者も傘をさしていたりして視界が悪くなっているので、そうしたことも頭に入れておこう。

ウエット路を考えればタイヤの残溝3mmぐらいで交換したい

タイヤと路面の摩擦係数(μ)は、舗装路のドライ路面で0.8前後、それがウェットになると0.6〜0.4に低下する。大雑把にいえば、雨の日のアスファルトは、乾いているときの2倍ぐらい滑りやすいということをまず覚えておこう。

そのうえでもっとも重要なことは、きちんと溝が残っているタイヤを装着すること。新品タイヤの溝の深さはだいたい8mm前後。これが五分山=4mmぐらいになるとウエット性能がガクンと落ちる。保安基準では最低1.6mm以上あればOKとされるが、できれば残りが3mmぐらいになったら交換したい。

また、いわゆるエコタイヤは溝があっても要注意! エコタイヤのカタログを見ると、転がり抵抗係数(「AAA」「AA」「A」)と、ウェットグリップ性能(「a」「b」「c」「d」)がきちんと表記されている。

転がり抵抗係数とウエットグリップ性能はトレードオフの関係にあるので、転がり抵抗係数が「AAA」で、ウェットグリップ性能も「a」というタイヤは、BSのECOPIA EP001Sなどを除けば非常に稀だ。通常は、低燃費性能のいい=転がり抵抗係数が優れたタイヤは、転がり抵抗に振っていないタイヤに比べると、ドライ・ウエットグリップ性能が下がるといえる。

日本は一年の1/3は雨の日なので、タイヤを選ぶ場合は、ウエット性能を優先に選んだほうが、安全=経済的だ。それから、タイヤの空気圧も、ウエット性能と密接に関わっていて、空気圧が低いクルマほど、ハイドロプレーニング現象を起こしやすい。

空気圧とハイドロプレーニングの発生する速度については、「V(速度)=63√P(空気圧)」という公式があり、空気圧が2.0kg/㎤だとすると、V=ハイプレ発生限界速度は89.0km/h、空気圧が2.5㎏/㎤なら、99.6km/hまでがMAXという計算になる。

もちろん、この速度以下なら絶対にハイドロプレーニングが発生しないというわけではないので、あくまで目安にしておいて、雨天でタイヤが冷えたときでも空気圧が適正値を下まわらないよう、高めに設定しておこう。

雨天時の運転中は急の付く動作を避けるのがセオリー

その他、雨天では急のつく操作を避けるのもセオリー。雨の日は、40km/hで走行しているときで、制動距離は4割伸びるというデータがある。各種の操作は、タイミングを早く、操作自体はゆっくり目にするのが基本。

ただし、本当に危ない場合は、ブレーキを目いっぱい踏んで、ABSを最大限効かせるのが肝要。時間に余裕を持って行動するのも、安全マージンを稼ぐ大事なファクターだ。また、水深が深くなる、轍を避け、路上の横断歩道など、ペイント部分やマンホールなど、滑りやすい部分にも気をつけよう。

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