【世界の名車】「フェラーリは美しい」を決定づけたフェラーリ328

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V8エンジンの308から解禁になったフェラーリエンブレム

ミッドシップフェラーリの元祖ディーノ246GTの後継車であるフェラーリ308の最終進化型として1985年に登場したのが、このフェラーリ328。かつてフェラーリは、V12気筒エンジンを搭載するクルマ(量産車)以外は、「フェラーリ」のエンブレムを装着することを許さなかったが、先代、308(3リッターV型8気筒=308)から、V8エンジンにも「フェラーリ」を解禁した。

308は当初2バルブのキャブ(ウェーバー製)だったが、1981年にインジェクション化、1982年に4バルブ=クアトロバルボーレにアップデート。後継車の328は、排気量が約200cc増えて、3.2リッターV型8気筒の「328」に。最初から4バルブのインジェクション制御で、270馬力を発生した。

特筆できるのは、なんといっても、デビューから30年たっても輝きがあせないエレガントなスタイリングだ。デザインはもちろんピニンファリーナの手によるもの。「フェラーリのロードカー」=「最上の美しさ」という図式を不動のものにしたのは、この328からだといわれている。

そのボディは2タイプあり、クローズドボディの328GTBと、デタッチャブル・ルーフ(タルガトップ)の328GTSがある。

GTBの「B」は、ベルリネッタ(イタリア語でクーペの意)で、GTSの「S」は、スパイダーの略。1989年に生産中止(後継車は348)になった。ちょうど80年代のいい時代のクラシカル・フェラーリの魅力とテイストがたっぷりと凝縮されている一台である。

バブルの頃に、スーパーカーエイジのフェラーリファンが、何度も買おうか・買うまいかと悩み抜いた一台だった!? 現在でも人気は高く、700万円台~1200万円ぐらいが中古車の相場。GTSよりGTBの方が人気があるが、生産台数はGTSのほうが多いので、GTBはちょっとだけレアだ。

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