個人タクシーの行灯の形はどう決まる? など「タクシー行灯の疑問」

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行灯には非常事態を知らせる機能があるものも

タクシーの屋根についている表示灯は通称「行灯(あんどん)」と呼ばれている。東京23区以内及び武三地区のタクシーは、空車時(お客を乗せていない)行灯は点灯しているが、タクシーメーターを入れて「実車(お客を乗せているとき)」のときは消灯する。しかし地域によっては実車時でも行灯が点灯しているところもある。

これは23区内などでは、流し営業(街なかを走って手をあげてくれる利用客を探す)が主体となるが、駅などのタクシー乗り場での「つけ待ち」や、無線配車による営業が主体の地域では、実車かどうかを点灯/消灯で知らせる必要が少ないこともあり、違いがあるようだ。

23区内で見ていると、個人タクシーに関しては主にふたつの種類の行灯を目にすることが多い。その形が提灯を模していることから、通称「ちょうちん」と呼ばれているのが、日個連(日本個人タクシー協会)加盟の個人タクシーの行灯。

そしてその形から「でんでん虫」と呼ばれる行灯を採用しているのが、東個協(東京都個人タクシー協同組合)加盟の個人タクシーとなっている。さらに日個連や東個協に加盟しない、完全個人営業の個人タクシーは独自の行灯を採用している。

法人タクシーでは大手事業者系グループや無線グループ系で統一したデザインの行灯(ボディカラーも)を採用して統一感を出しており、独立した法人タクシー事業者もそれぞれのデザインの行灯を採用している。

どの事業者やグループ、組合のタクシーなのかをアピールするためや、夜間には地域によるが空車か否かを知らせるという役目のほかに、行灯には防犯上の理由もあり装着されているといっていい。

よく年末などになるとタクシーの強盗被害のニュースが目立ってくる。タクシーの運転席には、犯罪被害やドライバーの体調不良など不測の事態が発生した場合には、行灯が赤く点滅したりして、外部に知らせる「緊急事態発生ボタン」が用意されている。

行灯が赤く点滅することで、近くを走っているタクシーがその旨を自分の会社や警察などに通報してもらおうというものだが、最近のタクシーはGPSで自車位置が無線センターで捕捉されており、緊急ボタンを使用すると画面上に当該車両がその旨を知らせているアイコンなどが表示されるとのこと。無線センターで緊急事態発生を確認し、周辺を走る同じ会社やグループのタクシーに様子を見にいってもらうということもあるようだ。

なお最近ボディカラーの黒いタクシー(黒タク)が増えているが、あるタクシー事業者に聞いた話では、貸し切りなどでハイヤー的使い方などをするときには、行灯を取り外すことができるとのことであった。

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