お酒を飲んでいなくても「飲酒運転」になる可能性がある要注意食品とは

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栄養ドリンクにも微量のアルコールが入っていることがある

 少量でも摂取すると、心身に影響を与え、運転能力、判断力などが低下するアルコール……。ほろ酔い期(血中アルコール濃度0.05%以上)でも、事故の可能性は2倍にことがわかっているので、飲酒運転は絶対に許されない。

 道路交通法でも、飲酒運転には非常に厳しく 1)酒気帯び運転(呼気1リットル当たりのアルコール量)0.15mg以上0.25mg未満で、違反点数13点で、一発免停(90日)

 2)酒気帯び運転(呼気1リットル当たりのアルコール量)0.25mg以上で、違反点数25点の免許取り消し(欠格2年)

 3)酒酔い運転(呼気1リットル当たりのアルコール量)0.25mg以上・まっすぐ歩けないなど、酔った状態で運転した場合、違反点数35点、免許取り消し(欠格3年)となっている。 具体的には、アルコール1単位=ビールなら中びん1本、日本酒なら1合、焼酎なら0.6合を飲んだだけで、呼気1リットル当たりのアルコール量は、0.1~0.2mgに達し、酒気帯び運転に相当する。

 しかしながら、そうした危険を十分熟知し、お酒を一滴も飲まなくても、世のなかにはお酒以外にもアルコールが入っている食べ物・飲み物がいくつかあるので、注意が必要だ。

 たとえば、酒粕。酒粕はアルコール度数が約8%もある。酒粕をそのままバクバク食べることはありえないだろうが、冬に身体が温まる「粕汁」を何杯もおかわりすると、アルコールの影響を受ける可能性はゼロではない。

 次にアルコール度数が高い食べ物は、奈良漬け。アルコール度数は約5%。ただし、奈良漬けで飲酒運転に相当するアルコールを摂取するには、およそ400g=60切れも食べる必要があるので、普通の食事で少量食べる分には影響ないといっていい。

 ブランデーなどを使った洋菓子や、酒まんじゅうなどはどうだろう? もっともダイレクトにお酒を使う、ウイスキーボンボンで、アルコール度数約3.5%。奈良漬け以下の度数だが、食べ過ぎには注意。意外なところでは、栄養ドリンク。アルコール度数0.9%程度の栄養ドリンクはいくつかある。ノンアルコールビールと同じで、アルコール度数1%未満の飲み物は、ノンアルコール飲料に分類されるが、飲んだら体全体が熱くなってくるような栄養ドリンクは、微量のアルコールが入っていると思っていい。

 運転中に疲れたから、栄養ドリンクでも飲んでシャキッとしよう、と思う人もいるだろうが、1本2本程度なら、基本的に問題はない。また多くの栄養ドリンクは、1日1本とその用法を定めている。

 その他、飲酒運転とは関係ないが、注意したい食事も挙げておこう。

 炭水化物を摂取すると、血糖値が上がり、覚醒状態を維持する脳内ホルモンのオレキシンが減り、眠くなりやすくなると言われている。

 炭水化物=ご飯、丼物、カレーライス、ラーメン、うどん、パスタ、パンなどだけで、お腹を一杯にすると、とくに眠くなりやすいので要注意。ドライブ中あるいはドライブ前の食事は、おかず主体にし、出来れば一番最初に野菜類や海藻類を食べてから、腹八分目に押さえておくのがいいだろう。

 また、風邪薬や花粉アレルギーの薬にも、抗ヒスタミン薬の副作用で眠気が出て、運転に影響するタイプがあるので、運転する前に飲む薬は、成分をよく確認し、薬剤師に運転に支障がないかどうかよく確認して服用するようにしたい。

 とにかくクルマを運転するときは、身心共に良好なコンディションであることが、大前提だということを再確認しておこう。

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