新型ホンダN-BOXはライバルにどこ勝っている? スーパーハイト軽4台比較

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スーパーハイトモデルはN-BOXが先駆者的存在

 ホンダN-BOXの登場以来、自動車社会における軽自動車のポジショニングは一変。それまでの軽自動車といえば車両価格や維持費の安さから、パーソナルな利用ができるクルマとして認知されている。スズキ・ワゴンRやダイハツ・ムーヴといったクルマが家族に選ばれるようになり、軽自動車の位置付けを変える兆しを見せた。その軽自動車がファミリーに最適なクルマだと認知させたのは、N-BOXをはじめとしたスライドドアを備えたスーパーハイトワゴンだと言っていいだろう。

 現在、販売されているスーパーハイルーフタイプは6車種ある(OEMを除く)が、そのうち3台が軽自動車販売ランキングトップ10の上位に名を連ねている。そのなかでN-BOXは他を圧倒する売れ行きで、累計台数が12万台超という数字は同クラスはもちろん、プリウスやアクア、ノートといった登録車のベストセラーをも凌駕している。しかも5月の時点でモデルチェンジが事前に告知がされていたにもかかわらずトップを譲らなかったことも、N-BOX人気の高さを裏付けている。

 売れているだけに、モデルチェンジで大胆な変更は難しかったはずだ。しかし新型をつぶさにチェックしていくと、市場で支持されていた能力はブラッシュアップされ、さらにライバルを研究した跡も垣間見られる。長らくトップに君臨しながら、それに甘んじることなく徹底して磨き上げられていることを鑑みると、従来型と同様に売れ筋になるのは間違いないはずだ。

 では、N-BOXはどんなところが優れているのか? ライバル3モデル4車種と比較していこう。

N-BOX同様に助手席ロングスライドを採用するダイハツ・タント

 N-BOXにとってダイハツ・タントはもっとも手強いライバルだ。ミラクルオープンドアの大開口と、N-BOXに先んじて採用した助手席のロングスライドがもたらす利便性は、子育て世代にとってじつに重宝しており、タントが選ばれる理由になっている。ターゲットを絞っている感はあるものの、明確な狙いが販売面で奏功しているのは間違いないだろう。

 ミラクルオープンドアの大きな開口部は、ベビーカーを畳まずに積み込めたり、後席に備えたチャイルドシートへ子供を乗せやすかったりする。便利な機能もニーズに当てはまらなければ用をなさず、魅力も半減してしまう。しかしタントは、すべての機能が狙いどおりなうえに理に適っている。スマアシ3の採用で安全面でも盤石と言える。

 N-BOXもファミリーユーザーに対して訴求しており、インテリアのデザインや作り込み、機能や装備なども含めパーソナルユースや年配ユーザーへの配慮も見て取れる。より多くのニーズを汲んでいるのは、タントに対するN-BOXの優位性として挙げられる。もちろん、センタータンクレイアウトがもたらす使い勝手のよさは、タントのミラクルオープンドアと比較しても遜色がない。

シンプルな作りながら女性でも扱いやすいスズキ・スペーシア

 女性にウケそうな機能や装備が充実しているだけでなく、それらを使いこなすために特別な説明を必要としないというのが女性に支持されている要因のひとつだろう。シンプルな作りだが「誰がどんなふうに使うか」が熟考され、スマートに扱えるというのが美点だ。

 発進や加速時など、燃料を多く必要とする状況でモーターがエンジンをアシストするS-エネチャージを採用し低燃費を実現。経済的なメリットは大いに得られる。全方位モニターを採用するなど、運転がスムースに行える配慮は女性や高齢のドライバーにはうれしい。

 対スペーシアで見ると、運転支援機能の充実ぶりで優位に立つ。ステレオカメラで運転支援を行うスペーシアに対し、N-BOXはカメラとミリ波レーダーを併用。認識方法がふたつあれば、自ずと多機能になる。安全に対する備えは多いにこしたことはないという見解から、N-BOXのほうが優位だと判断できる。燃費はスペーシアに譲るが、走りとのバランスを考慮するとN-BOXに軍配が上がるはずだ。

軽らしからぬ外観が魅力の日産デイズルークス/三菱eKスペース

 燃費不正問題が取り沙汰されたものの、実用性の高さは申し分ないファミリーユースに適した能力を持つ。小さな子供を乗せるうえでの配慮も万全で、クルマで過ごす時間を楽しく優しくサポートする思いやりにあふれている。内外装デザインのセンスのよさは競合車種のなかでも抜きん出ている。

 後席に風を送って空気を循環させるリヤサーキュレーターが備わる(グレード別設定)など、車内の快適性についての配慮は万全だ。また、タッチパネルエアコンは上質な雰囲気を演出するとともに、大きなスイッチと明るい白色照明、作動音によって操作性も抜群。

 デイズルークスとeKスペースの魅力は、内外装のデザインや質感の高さ。この点はN-BOXよりも秀でている。ただし、N-BOXもモデルチェンジによって車内は上質なデザインと作りになり、チープなスモールカーという印象は皆無だ。

 スイッチなどの操作系も扱いやすく、誰もがスマートにドライブできる。なにより、ファミリーカーとしての利用を前提とするなら使い勝手がよく、安全で走りもいいという点は大きなアドバンテージとなる。

「日本にベストなあたらしいのりものを創造」をテーマに登場した初代N-BOXは、ファミリーにとってベストな選択として認知された。ライバルと目されるクルマとあらためて比べてみると、売れ筋になっている理由も納得できる。

 N-BOXが現在に地位を築く原動力となったのは、軽自動車の常識を超える価値にある。それらは新型でさらに磨かれ、これまで以上に強い訴求力となっている。今どきの軽自動車はファミリーにとってベストチョイスだが、もちろんファミリー以外のユーザーにとっても魅力あふれるクルマと言えるだろう。

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