輸入車のカタログで見かけるアロイホイールとは? アルミホイールとは違うのか

コラム WEB CARTOP

合金のことを示す英語

 BMWなどの欧州車のカタログで時々目にする「アロイホイール」。「アルミホイール」の誤表記なのでは? と思ったり、そもそも「ルミ」と「ロイ」の違いに気がつかずに読み飛ばしている人も少なくないのでは……。

「アロイ」は、「アルミ」の誤表記ではなく、きちんと別の意味がある単語。「アロイ」は、英語で「alloy」と書き、「合金」のことを指す。「そうか、アルミホイールは、アルミ製で、アロイホイールは、合金なんだ」と区別がつけば、話は簡単なのだが、じつは一般的なアルミホイールも、アルミだけが素材ではない。

 アルミの特徴は軽いこと。比重は鉄の34.3%で、デザイン性に優れ、表面もきれいに仕上がり、耐食性も強い。しかし、純粋なアルミは強度が低いので、ホイールなどに製品化するときは、アルミにマグネシウムやマンガン、シリコンなどを加えて、強度の強い『アルミ合金』で製造する。つまり、一般的なアルミホイールもアルミ合金製のホイール。アロイホイールもやはりアルミ合金製で、どちらも実質的に同じもの。

 まだ、スチール製のホイールが一般的だった時代は、アルミホイールの他に、アルミよりももっと軽い、マグネシウム(合金)ホイールなどもあった。スーパーカー全盛期のランボルギーニに採用されたカンパニョーロのマグホイールや、フェアレディZ432のマグネシウムホイールを覚えている人も多いはずだ。

 こうしたスチール製以外のホイールを、まとめて「軽合金ホイール」と呼んだ時期もあった。ちなみに最近注目を集めているジュラルミンホイールのジュラルミンも、主原料はアルミなので、アルミ合金の一種。ジュラルミンは、アルミに銅やマグネシウム、シリコン、亜鉛、マグネシウムなどを混ぜたもの。その配合は、米国アルミニウム協会が定めた国際規格で統一されている。

 というわけで、アルミホイールとアロイホイールは、基本的に同じもの。新素材系では、カーボンホイールだけはアルミ系の合金ではないので、まったく別のジャンルとなる。

  • アロイホイール
  • アロイホイール
  • アロイホイール
  • アロイホイール
  • アロイホイール
goo 自動車&バイク
トップ
中古車
車買取・査定
車検・整備
自動車保険
バイク
バイク買取・査定
ランキング
ニュース
特集
まとめ
Q&A
サイトマップ