赤色灯だけを回したパトカーが後ろからきたら避けなくてもいいのか

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サイレンなしでは緊急用務ではないように思えるが……

 パトカーなどの緊急自動車が現場に急行する際や、取り締まりにあたって緊急用務のために走行するときには、警告灯(赤色の回転灯)をつけ、サイレンを鳴らすことがセットでなければならない、と考えている人は多いだろう。

 では、警告灯だけでサイレンを鳴らしていない状態は緊急用務ではないといえるのかといえば、そうとも限らない。緊急自動車における例外規定を見ていくと、状況によってはサイレンを鳴らさなくても緊急自動車として認められるという例外規定もある。

 そのあたり、文言の解釈という話にもなるだろうが、サイレンを鳴らす必要がない状況であれば赤色回転灯だけで近づいてきたパトカーにも道を譲ると判断するのが妥当だ。たとえば事故で渋滞した道を緊急自動車が近づいてくる場合、各ドライバーが状況を十分に認知できていると認められれば、サイレンを鳴らす必要はないだろう。周囲のクルマに耳障りになってしまうからだ。また、特定のクルマを指定して音声で指示を出す場合にもサイレンが鳴っていると聞き取れない。

 そういった状況において「サイレンが鳴っていないのは緊急自動車と認めない。よって道は譲らない」と判断するのは正しいとはいえない。もちろん、治安のための警ら活動において赤色回転灯だけをつけてパトロールしている状況であれば道を譲る必要はないだろう。もっとも回転灯の光が気になるのであれば、距離をとると判断するのは個々のドライバーの自由だ。 

 緊急自動車に道を譲らないことは道路交通法違反であるし、また緊急自動車の到着が遅れて、アクシデントの解決が遅れることは人命や円滑な交通にもマイナスなので非協力的な態度をとるメリットはないといえる。

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