間違えると命の危険もある「雪でクルマが立ち往生」した際の対策とは

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暖房のためにエンジンをかけて一酸化炭素による中毒死が1番怖い

 3月1日から2日、春の嵐の影響で北海道では数年に一度の猛吹雪というニュースが流れていた。先月も北陸地方で1500台以上のクルマが大雪で立ち往生したことも……。

 こうした雪での立往生で一番怖いのは、一酸化炭素による中毒死。寒いのでエンジンをかけたまま暖房を入れていると、マフラーの出口が雪にふさがれ、行き場所を失った排気ガスが車内に進入し、中毒症状を起こす可能性が大きい。

 立ち往生に巻き込まれたら、エンジンはオフにするのが基本。防寒着や毛布、カイロなど、ヒーターを頼らず暖をとれる準備をしておくことが非常に大切。やむを得ずエンジンをかけて暖房を入れる場合、マフラーの出口付近をこまめに除雪してエンジンもかけっぱなしにせず、ある程度車内が温まったらエンジンを止めることを忘れずに。もちろん換気も有効だが、氷点下での換気はまた別の危険性も考えられる。

 ちなみにアイドリング時の燃料消費量は、乗用車で1時間当たり0.8〜1リットルぐらい。燃料の残量も考えておかないと、立ち往生が解消されても、目的地までたどり着けない可能性も……。

 次に困るのはトイレの問題。もしもに備えて、市販の簡易トイレは数個備えておいた方がいいかもしれない。空いたペットボトルで代用するツワモノもいるが、我慢して体調を崩すよりはマシ。最悪は外へ出て……。

 また脱水症状も非常に危険。水分が不足すると、いわゆるエコノミークラス症候群のリスクも急増するので、夏でも冬でも飲み物だけは余裕をもってドライブに出かけよう。(できれば非常用の食料も)

 そして同じ姿勢をキープせず、ときどきは手足を伸ばしたり身体を左右にくねらせたりして血行をよくし、エコノミークラス症候群を防ぐ対策も必要だろう。ラジオを聞いたり音楽を聞いたり、照明をつけて本を読むのもいいが、エンジンを切っている場合はバッテリーの消費にも要注意。

 極寒の中、ただでさえバッテリーには過酷な条件なのでバッテリーが上がらないように気を付ける必要がある。そのほかにも救助を呼ぶため、携帯電話と充電器は必須。立ち往生したら迷わずJAFや警察に救援を依頼しよう。

 スタック対策と雪かきのために、スコップや長靴や袋、解氷剤、懐中電灯なども用意しておきたいし、スタッドレスタイヤを履いていても、タイヤチェーンを積んでおいた方が心強い。

 しかし一番確実な対処法は大雪や吹雪が予想されるときは、クルマで外出しないこと。とくに山道や逃げ場がなくなる高速道路はNG。

 お天道様にはかなわないので天気予報を事前に十分確認し、また天候が急変してきたときはくれぐれも無理をせず、道を引き返したり、宿を確保したり、道の駅やコンビニなどの駐車場に退避して、立ち往生に巻き込まれないようにする。君子危うきに近寄らず。雪を甘く見ることなく、ときには諦めることが肝心だ。

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