目をつぶってもメーカーがわかる人も! 独特の「新車のニオイ」の正体とは

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過去には「新車のニオイ」が商品化されたこともある

 好きか嫌いかは別としてどういうわけか新車には独特の匂いがある。乗っているうちに慣れてくるということもあるだろうが、納車後から数カ月~1年もすると自然にあの匂いはしなくなる。

 期間限定で新車を購入した人だけが味わえる特権と、新車の匂い=清潔感というイメージで、好ましく思っている人も多い。匂いに敏感な人の中には反対に早く新車の匂いなんて消えてほしいと思っているも……。

 ところで、あの「新車の匂い」の正体は何なのか? 一番考えられるのは、内装の接着などに使っている接着剤や塗料、プラスチックに含まれる揮発性有機化合物(VOC)が混じりあったもの。これらは、ごく微量ではあるが、トルエンやエチルベンゼン、スチレンなど、50~200種類も使われていて、化学物質過敏症の人は身体の不調を訴えたり、シックハウス症候群に似た頭痛などの症状が出ることもある。

 しかし揮発性であるので、月日が経つうちに揮発が進み、やがて匂いは薄れていく。その他の新品のウレタンにもウレタン独特の匂いがあるし、ゴム類や革製品にも匂いがある。

 これらの素材の匂いも、新車の匂いの成分の一部になっているのも間違いない。揮発性有機化合物(VOC)は文字通り化合物なので、科学的に調合すれば、その匂いを再現することも不可能ではない。事実、新車の匂いを維持したり、復活させることを謳った芳香剤なども多数出回っている。

 それらの製品の成分欄を見てみると、「成分:消臭剤、抗菌剤、香料」などと書いてあって、詳細は不明……。匂いというのは、とくに個人の好みの分かれるものだが、新車の匂いは、一過性だからこそいいような気がするのだが、どうだろう?

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