アイドリングストップの「オフ」スイッチはどんなシーンで使えばいいのか

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オフにしたほうがコスト面で得する場合もある

 日本車、輸入車問わず、ここ8年ほどで停止中エンジンを止め、燃費向上に寄与するアイドリングストップは当たり前の装備になった。今では純エンジン車でアイドリングストップが着いていないクルマは珍しいくらい普及している。

 アイドリングストップはオンがデフォルト(エンジン始動時はオンの状態)となっているため、そのままにしている人がほとんどだと思うが、オフにしたほうがフィーリング、長期的な収支決算で有利になる場合もある。具体的な例をお伝えしよう。

●小刻みに停止と発進が続き、アイドリングストップが煩雑に作動してしまう時

 シーンとしては都市高速のジャンクションが代表的で、停止後にブレーキペダルを踏み足すとエンジンが停止する方式のアイドリングストップならドライバーの判断で停止後も「すぐ動き出しそうだからアイドリングストップしない」という選択もできる。

 しかし、とくに軽自動車で多い”停止前、10km/hあたりのスピードからエンジンが停止するタイプ”のアイドリングストップの場合は、停止と再発進のたびにアイドリングストップとエンジン再始動が起き、頻繁なエンジン再始動時のセルモーターの音や振動が煩わしく感じることもある。

 そんな時はアイドリングストップを切れば煩わしさから解放されるので、オフにしてしまうのもいい。またあまりに頻繁にエンジンのオンオフがあるのは、アイドリング中の燃料は節約できても、エンジンを掛ける際に燃料を使う分もあるのでエンジンを掛けたままのほうが燃費で得というケースもあるだろう。

●12Vバッテリーの交換代が燃費向上による燃料代の節約を上回る場合

 アイドリングストップは燃費を向上させ、燃料代の節約と二酸化炭素排出削減による地球環境への負荷を減らすための装備である。アイドリングストップ付きのクルマは大型の12Vバッテリー採用や、バッテリーを2つ積むことでセルモーターを使う頻度が加速度的に増えるのに対応しているのだが、それでも12Vバッテリーの寿命は短い。

 アイドリングストップ付きの12Vバッテリーの寿命は、使い方によって大きな違いがあるので一概には言えないのだが、大まかなところでアイドリングストップなしのクルマの半分くらいだろう。

 そこで問題になるのが12Vバッテリーの交換費用だ。この問題もクルマによる違いが大きいのだが、当然ながらアイドリングストップ付きの12Vバッテリーの交換費用はアイドリングストップなしよりも高く、「バッテリーを2個使っている/輸入車/汎用品がない」といった三重苦が揃うと、消耗品に類に入る12Vバッテリーの交換に驚くほど高い費用が掛かることもある。

 しかも、12Vバッテリーの交換の際にリセッティングなどと呼ばれるクルマとのマッチング作業が必要なクルマの場合は、ディーラーでの作業を余儀なくされ、四重苦かもしれない。

 といったことを考えると、自分のクルマがアイドリングストップ付きならば、まず12Vバッテリーの交換費用を調べ、その後日常的な使い方でアイドリングストップオン、オフそれぞれの燃費を測り、その上で燃費の向上と高価な12Vバッテリーの交換費用のどちらが得かを天秤に掛け、12Vバッテリーの交換費用のほうが高く付くようならアイドリングストップはオフにするといいだろう。

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