今年こそ悲願の優勝を! トヨタはル・マン24時間レース制覇に向けて盤石の体制で挑む!

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確実に24時間を走り切るためマシンはもちろんチーム力も大幅向上

 F1のモナコGP、アメリカのインディ500と並んで世界三大レースと言われている、ル・マン24時間レース。今年は6月16日〜17日に渡って開催される。最高峰のLMP1クラスに、トヨタ自動車は最新のTS050ハイブリッド2台を投入。悲願の優勝を目指して戦う。今回、ル・マン参戦概要説明会が報道陣向けに行われ、中嶋一貴選手と小林可夢偉選手が登場し、トークショーも開催された。

 ル・マン24時間レースは現在、世界耐久選手権(WEC)の1戦として組み込まれている。すでにシーズンは開幕しており、初戦はベルギーのスパ・フランコルシャンにて行われた。トヨタは1-2フィニッシュを果たし、幸先のよいスタートを切っている。

 最大のトピックは、F1の現役ドライバーであるフェルナンド・アロンソのチーム加入だろう。開幕戦で見事優勝を果たし、実力の高さを証明した。

「シーズンが開幕する前、アロンソ選手がレギュラードライバーとしてマシンに乗ると聞き、驚きました。アロンソ選手はうまくチームに溶け込んでいますね。ワイワイやっていますよ。もちろんクルマへの要求も高く、チームにもはっきりと意見を言ってくれます。チームメイトとしてはやりやすいですね。とても頼もしい存在です」と中嶋選手。

「アロンソ選手はゲームがとてもうまいんですよ。走行していないときは、レースゲームやサッカーゲームをして楽しんでいますね。レースよりもゲームのほうが、走っていた距離が長かったこともあります(笑)」(小林選手)

 F1でのピリピリとした雰囲気もなく、アロンソ選手はチームとうまく溶け込んでいるようだ。そして、2018年仕様のTS050ハイブリッドは、大幅進化というよりも信頼性の向上を目的に開発してきたという。

「2012年に本格参戦したころのマシンと比べ、マシンは大幅に進化しました。モーターは前後に搭載され、バッテリー容量もアップ。出力なども向上しているが、ドライバーが操作しやすいように進化している。これは2012年のマシンと比べても雲泥の差です。システム出力も1000馬力を越えますが、運転は実にスムースです」(中嶋選手)

「最近のマシンは、乗っていて気持ちがいいですね。あれだけのマシンを気持ちよく走らせることができるのは、技術の進化だと思います。雨の日などは運転していて怖いなと思うのが普通ですが、ほかのレースも含め、怖くなく気持よく走れるのがTS050ハイブリッドです」(小林選手)

 このほか、メカニカルなことのほかにチーム力の向上も課題だった。2017年のル・マンは、人為的なミスが多かったという。マシンの部品が壊れたのも、設計図通りのものができていなかった。トラブルでマシンをコースサイドに止めてしまったのも、ピットに戻すことができていれば結果は違っていた。こうした些細なミスもなくすべく、オフシーズンでは徹底的に訓練した。

 例えば、ある部品が壊れたとエンジニアやメカニックに伝達し、迅速に対応できるのか。例えばあるセンサーを外してコースに送り出した際、それをきちんと把握できるのか。そういったことを訓練として行ったという。タイヤを1本外し、3輪でコースから戻ってこれるのか、という大胆なことまで行ったそうだ。

 マシンは前途のとおり、昨年と大きく変更されている箇所は少ない。エクステリアはカラーリングの小変更と、フロントノーズ先端にトヨタのシンボルマークが刻まれたこと。この厳しい現場で鍛え上げた技術を、ユーザーへ還元するんだという思いも込められているという。駆動に用いられるリチウムイオンバッテリーは、昨年よりも充放電効率を高めているという。このような小変更ではあるが、昨年よりマシンのパフォーマンス自体も高められている。

 ライバルだったポルシェも不在となり、自動車メーカーとしてLMPクラスに参戦するのはトヨタのみ。そのような状況で、社内でも参戦する意味があるのか? という議論はされたという。しかし、それでもトヨタは今シーズンの参戦を決めた。豊田章男社長も「次の100年もクルマを楽しくしていきたい」とコメント。運転していて楽しいクルマの開発の場として、ル・マン24時間レースとWECは、大事な場であるということだ。最後に、両ドライバーは来るル・マン24時間レースに向けて、意気込みを語った。

「毎年期待を裏切ってしまっている。ノンハイブリッド勢も手強い相手。問題なく最後まで走ることは難しいことはわかっているので、きちんと走りきって表彰台1-2を獲得したいですね」(中嶋選手)

「ライバルがいなくて誰と戦っているんだ、と思われるかもしれません。ル・マンはライバルがいなくても、戦う相手はいるんです。去年よりも速く、トラブルなくゴールまで24時間マシンを走らせる。それが本当のチャレンジ。速さよりも信頼性を上げて今年は戦います。そうはいっても昨年よりもマシンは速いんです。その速度で24時間を走りきりたい。トラブル無く走りきり、その結果表彰台の一番上を目指したいですね。チームとしても高い壁。それをチーム一丸となって乗り越えられるように」(小林選手)

 2016年はゴール直前でマシンを止めてしまい、涙をのんだ。2017年は3台の必勝体制ながら、トラブルやライバルとの接触で優勝を逃してしまった。3分14秒791というコースレコードで速さは証明したが、強さを見せられなかった。今年は信頼性を大幅に高めたマシンとチーム力、そしてアロンソ選手という強力なドライバーも加えて悲願の優勝を目指して戦う。

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