カーエアコンの効きを取り戻すと噂の「エアコンガスクリーニング」の効果はあるのか?

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クリーニング前に比べて7度も温度が下がった

 日本の夏は高温多湿。とてもエアコンなしでは過ごせない。その夏のカーライフの生命線ともいえるエアコンだが、新車のうちはガンガン冷えるのに4〜5年も経つと徐々に効きが悪くなって、エアコンのスイッチを入れてもなんだか暑い、冷えないと感じることも……。 こうした場合、以前はエアコンの冷媒ガスの追加チャージを勧められることが多かったが、現在主流の冷媒ガス=HFC-134aは適正量の範囲が狭い。そのため多過ぎても少な過ぎてもエアコンの効きが悪く、故障の原因にもなることもあり、できれば避けたい。HFC-134aの量は圧力ではなく、グラムで管理するので真空引き作業が必須だからだ。 その代わり、いま注目を集めているのがエアコンガスのクリーニング。これは専用の機械を使って、冷媒ガスを真空引きですべて吸い出し、冷媒ガスの中の水分や不純物を取り除いたあと、適正量を入れ直すという作業。HFC-134aは水素系のガスで湿気を含みやすいといわれ、エアコンシステムが密閉されているといっても、どうしても経年劣化で水分や不純物が混入してしまう。その結果、エアコンの効率を落としてしまうということがあるらしい。 また設計上はエアコンガスが漏れることはないようになっているが、実際はジョイントなどから微量のガスが漏れていて、1年間で5%ほど冷媒ガスが減っているとも言われている。冷媒ガスが減れば、当然エアコンの効きは悪くなるので、エアコンガスクリーニングで冷媒ガスの水分・不純物を除き、規定量まで冷媒ガスをチャージすれば、エアコンは冷気を取り戻すというわけだ。 今回、ロードスターでエアコンガスクリーニングを試してみたところ、真空引きで回収できたガスの量は、規定量の約半分。つまり冷媒ガスの半分が抜けていて、半分しか入っていなかったということ。これでは冷えるわけがない……。クリーニング前とクリーニング後に吹き出し口の温度を計ってみたところ、7度も温度が下がって、冷気は完全復活! 劣化したコンプレッサーオイルも新しいものに入れ替えるので密閉性が増し、フリクションも減ってノイズが軽減というメリットも。まだそれほどメジャーなサービスではないかもしれないが、価格が手ごろで(7000円〜1万円)かなり効果が期待できるので、けっこうオススメだ。 最近は、ホンダやトヨタ、スバルなどのディーラーなどで、エアコンガスクリーニングのメニューを設けているところも多く、大手量販店でもよく見かける。しかし、・コンプレッサーが動いていない ・急に効きが弱くなった ・風量が弱い といった症状は、冷媒ガスではなく、エアコンシステムそのもののトラブルが考えられるので、電装屋での点検が必要。しかし、コンプレッサーも動いていて一応冷気が出るが効きが弱い、最近冷え具合が悪い気がするといった人は、夏休み前にエアコンガスクリーニングを試してみたらいかがだろうか。※基本的に冷媒ガスがHFC-134aのクルマに対応 ※写真のロードスターは、エアコンシステムをR12からR134aに変換する「レトロフィット」実施済み

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