国内品並? それとも外国産レベル? 海外生産の日本車のクオリティは大丈夫か

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日本メーカーの部品でも海外生産だと作りの甘いものもある

 今やグローバルな時代。自動車も世界各地に生産拠点を置いて、現地生産を行っている。日本車も例外ではなくて、日本で売られていない日本メーカーのクルマはいっぱいあるし、海外生産のクルマが日本で売られることも珍しくない。 そこでフト思うのが、海外生まれの日本車は日本で作られたクルマと同等の品質なのかということ。開発・設計が日本でも生産が海外の場合、とくに思ったりする。実際はどうなんだろうか? 実際はそのメーカーの製品基準を満たしているので問題はない。とくに海外生まれの日本車が壊れやすいというのも聞いたことはない。それはクオリティコントロールという点で当たり前ではある。 しかし厳密なところでいうと、多くの部品が日本で作ったもののほうが品質はいいように思えるし、その集合体であるクルマそのものもそう言えるだろう。一時、輸入車の記事でよく、パーツ自体は日本メーカーのものが付いているので、今や壊れ知らずという文言を目にしたが、まず日本メーカーの現地生産ものは、今まで修理したり、オーバーホールした経験からすると作りが甘いところがある。 ちなみに関連性ははっきりとは言えないが、タカタのエアバッグで問題を起こしたのはメキシコ製がほとんどだったのも事実だ。

もちろん日本基準をクリアしているのだが……

 組み立てについても同じで、誰がやっても同じクオリティに仕上がるのが現代の大量生産だが、手作業部分もまだ多く残されており、規定値内とはいえ、能力の差は出る。生産管理担当者に聞くと、器用な日本人と外国人ではこの差が出やすいのは事実とのこと。その差をどうするかというのも生産管理、品質管理の腕の見せどころではある。 欧州生産の、あるスポーツモデルは以前日本でも売られていたが、その担当者に聞くと同じエンジンでも日本人が組むのと、外国人が組むのとでは10馬力ぐらい差が出てしまうとのこと。日本で作ればいいのだが、政治がらみもあって難しいのがいかんともしがたいと言っていたのが印象的だった。 問題はないが、究極的には差があるのは事実というのが結論。また今や部品メーカーもグローバル化により日本製は減り、好む・好まざるに関わらず、海外製パーツを使わなくてはならいし、海外生産車を日本で売らなくてはならない時代と言っていいだろう。

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