クルマが走れる水の深さは? 豪雨や台風時の運転で「命と愛車を守る」ためにすべきこと

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どうしても移動し続けるならライトオンで高台へ!

 2019年は台風による大規模な水害が多数発生した年。千葉県を中心に大きな被害が出た台風15号、東北や信州、関東、東海地方まで幅広い範囲で河川が氾濫した台風19号、そして10月25日の大雨と、これまで経験したことがないような大雨が、いつ襲ってくるかわからない……。もしもこうした大雨の日に、クルマで出かけなければならなくなったら、何に気をつければいいのか。 まず大事なことは天気予報で情報を収集すること。大雨のピークがいつ頃になるのかをきちんと把握し、ピーク時は極力外出を控えること。外出中の場合は、高台の安全な場所に避難し、雨足が弱まるのを待つのがベスト。 どうしても移動し続ける必要がある場合は、まずライトオン。そして回り道をしてでも、高架下やアンダーパスなどの周囲より低いところは走らないようにする。坂道の下も水が溜まりやすいので、要注意。

クルマが問題なく走れる浸水深は10cmまで

 基本的に深い水たまりがあるところは走らないことが重要。センターラインが見えない、道の端が確認できないような道は、危険なので別のルートを探すこと。豪雨や洪水などで浸水した際の、水面から地面までの深さのことを「浸水深」というが、千葉県津波浸水予測図の浸水深ランクによると、クルマが問題なく走れる浸水深は、10cmまで。 10~30cmになると「ブレーキ性能が低下し、安全な場所へ車を移動させる必要がある」30~50cmになると「エンジンが停止し、車から退出を図らなければならない」50cm以上になると「車が浮き、また、パワーウィンドウが作動せず、車の中に閉じ込められてしまい、車とともに流され非常に危険な状態となる」とある。 ただ、見た目で浸水深を正しく判断するのは難しいので、すでに冠水している道には進入しないことが鉄則。車高の高いSUVやミニバンでも、マフラーの出口より水深が深ければ、水によって排気管が塞がれ、エンジンが止まり、その場で立ち往生することは避けられない。10月25日(台風21号)の大雨では、死者10名のうち半数は、クルマに乗車中に亡くなった車中死だった。 はじめは浸水深が10cm未満だったとしても、みるみる増水してきて20cm、30cmと深くなっていく可能性も大なので、とにかく冠水路は避けること。万が一、走行中に思ったより水深が深いところに入ってしまった、と思ったときは、冠水する前に窓を開けて、逃げ道を確保しておくことが肝要だ。あとは河川や用水路のそばなどを通らないこと。とくに土手沿いの道などは非常に危険。また崖沿いの道も、崖崩れのリスクがあるので、避けておきたい。 雨とともに、風の強い日もある。ワンボックスやトラックなどの車高の高いクルマ、とくに軽自動車のハイトワゴンなどは、風で横転する可能性もあるので、橋の上など、風が強いところは回避して、早めに安全なところに退避すること。 クルマの一番の強みは動けること。早め早めに行動して、高台の安全なところで大雨をやり過ごすのが最良の対策。4WDやクロカンのように悪条件に強いクルマでも油断せず、自分の命と大事な愛車を守ることを優先しよう。

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