突然炎上しても「仕方ない」は本当? 旧車はメンテをしていても「壊れて当たり前」なのか

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修理やメンテの内容を業者に説明してもらうことが大切

 旧車についてよく言われるのが、しっかりメンテをしていたのに不具合が出るということ。フルレストア車でも同様のことがよく話題にあがる。結局、旧車だから仕方がないという結論になったり、買う際も販売店に「こんなもんですよ」的なことを言われて、なんとなく納得するということがある。 芸能人のブレミアムな旧車が首都高で炎上して、「メンテはちゃんとしていたのに」というコメントを見て、「やっぱり旧車ってそんなものなのか」と思った方も多いのではないだろうか。 実際のところはそんなことはない。性能は低かったかもしれないが、旧車だって現役時代は普通に使われていたわけで、よく燃えたりしたわけでもなく、エンジンが今ひとつ吹けなかったり、変にガタガタすることもなかった。昭和40年頃のクルマであれば、普通に実用性はあったのは事実だ。 ではなぜ、「旧車だから」で納得できるようなトラブルが出るのか? それはやっぱりメンテ不良だから。究極のフルメンテは旧車のフルレストアと言っていいだろうが、すべての部品を総取り替えするわけではなく、使えるものは使うというのは予算を考えると一般的。ここに不具合の巣はあるし、また普段定期的にメンテをしていても、どうしても見落としはある。 これは故意の場合もあるし、わからないこともある。火災でいえば、ゴム製の燃料ホース、金属製の配管、タンクにできた巣穴、キャブレターまわりなど、かなりの部分が関係してくる。たとえばゴム製のホースは表面はまだ使えそうでも、内部が硬化していてバンドで締めてもすき間ができることがある。 このような場合、発見できるか? 一番いいのは、予防メンテとして不具合がなくてもすべて新品に交換してしまうことで、完全初期化ができる。ただ、そうするとかなりの費用がかかるし、あるゆる部分を同様にしていくと莫大な費用がかかる。そうなると、点検をしながらダメそうなところを交換していくというのが現実だが、見落としは出るし、タイミングを間違えて交換時期を超えてしまうこともある。完全初期化しないで、その都度少しずつ手を入れていくとスッキリしないというのはパソコンなどでも実感できるのではないだろうか。 こうなるとトラブルが発生する確率はつぶしきれておらず、たとえば燃えてしまったということになる。故意でなければ誰も責めることはできないが、面倒だったり、部品が手配できなかったり、技術がなくて、見たふりをする業者がいるのも事実。とにかく「こんなもんですよ」が多い。そうなると「メンテはしていた」とユーザーは思いつつも、トラブルの種は抱えたままになる。 きつい言い方になってしまうが、よく言われるのが「他人のクルマを愛情込めて徹底的にやってあげようという業者はまれ。親身のプロは苦労して探して信頼関係を築かないとダメだし、修理やメンテで何をしたのかしっかりと説明してもらうことが大切。それにはユーザー側もある程度の知識が必要」ということだ。

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