乗用車の10倍「100万km」も余裕! 商用車のエンジンが「壊れにくい」ワケ

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点検整備やメンテナンスを徹底的に行なっている!

 乗り方やメンテナンスによって異なるが、乗用車のエンジンは品質が上がったといっても、10万kmから20万kmぐらいが寿命だろう。一方の商用車の場合、4トンあたりの小型トラックでは乗用車と同じぐらいなものの、大型ともなると100万kmぐらいはもつし、実際に使われている。 どうしてそれほどの差が出るのだろうか。まずは当然、頑丈に作られているというのはある。そもそもディーゼルは振動が大きいので頑丈に作らないといけないし、大排気量ともなるとトルクも太いため、それを受け止めるためにエンジンブロックなどはさらに肉厚にしたり、補強を入れたりして作られている。 もちろん使用時の徹底的に管理されたメンテナンスも効果を発揮している。乗用車の場合、たとえばオイル交換するのは「最近、あまり替えていないからそろそろ替えるか」だったりするが、商用車の場合はあくまでも仕事の道具であり、不意のトラブルや想定外の買い替えはコストに直結する重要な問題。納品に差し支えることもあったり、運賃が削られている昨今ではなおさらだ。 日々の運行前点検はもちろん、1カ月ごとの点検整備(グリースアップなど)やメンテナンスなど事細かく決められていて、それに従って管理している。しかも、メンテしやすいのが大型用のエンジンの特徴で、サイズが大きいものの、搭載形状や構造はシンブル。それゆえ壊れにくさにつながっていたりする。 そのほか、ディーゼルなので高回転まで回すことなく、低回転でシフトをつなげて加速していくのが基本で、消耗しにくいというのもある。さらに意外なところでは運転の仕方も関係している。とくに長距離トラックの場合、基本は一定回転&一定速度。荒い運転は燃費悪化に直結するからなのだが、結果的なエンジンに優しい運転につながっている。 単に丈夫に作っているだけに思える商用車用のエンジンだが、じつはさまざまな要因があって、長寿命になっていると言っていいのだ。

  • 商用車のエンジンが壊れにくい理由
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