現場の声では「やっぱり5年待ち」の可能性も! 新型ランクルを買うなら「つなぎ」で「プラドの新車」がアリだった

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この記事をまとめると

■ランドクルーザーの人気は高く納期は5年とも言われるほどだ■納車まで5年待つことになったらどうするのが最適か検討してみた■まずランドクルーザー プラドをつなぎとして購入すると仮定した

ランドクルーザー プラドを“つなぎ”で購入!?

 半導体不足やASEANからの部品供給問題などで、国内で販売される多くの新車が深刻な納期遅延となっている。しかし、そのような納期遅延車を寄せつけないほど深刻な納期遅延となっているのが、2021年8月に発売となった、ランドクルーザー300である。 筆者がつかんだ情報によると、2022年より日本向け生産台数が減産となるのではとの話もあるので、それを加味して、納車まで5年ほどかかるのではないかとのことであった。ただ、“短期間での名義変更はしない”などの念書を契約時に交わすことなどで、いわゆる“転売ヤー”などへの販売を防ぐといったことも行っており、もう少し納期は早まるのではないかともいわれている。 ちなみに、メーカーであるトヨタは、メーカー系正規ディーラーに向けては“2年以上”と案内しているようである。現場のセールスマンは「納車が2年以上となれば、5年となっても一緒です」と語ってくれた。 筆者は実際このランドクルーザー300のステアリングを握る機会を得たのだが、筆者としては長期間となるものの、「5年待ってもいいかな」と思ってしまうほど好印象を持った。オフロードコースを走ったわけではないので、走破性などは確認していないが、市街地を運転している分には、そのイメージは“背の高い高級サルーン”そのもの(実際試乗したグレードはそのようなニーズを狙っているようだ)。静粛性、サスペンション性能、どれをとっても「なるほど」と言ってしまうものであった。 そこで筆者が仮にランドクルーザー300を購入し、納車まで5年待つことになったらどうするのかを考えてみた。 考えた結果は、契約したらまずランドクルーザー プラドを“つなぎ”で購入することにした。これは、以前南カリフォルニアのレクサス店を取材した時に、「ある白人のお得意様が乗っておられたクルマの調子も悪いので、新型LS(デビューしたばかり)に乗り換えたいと店頭にこられました。ただ、デビューしたばかりで、さすがに店に在庫はなくしばらく待つことになるとお伝えると、おもむろに小切手を出して、『あれを乗って帰るよ(アメリカはそのまま乗って帰ることができる)』とESをさして、小切手に金額を書き入れて渡してくれました。『LSがきたらどうするのですか』とお聞きすると、『その時はワイフへこのESをあげるよ』と言って乗って帰られました」という話を思い出し参考にしてみた。 最近街をクルマで流していると、店頭にランドクルーザープラドを展示しているディーラーをポツポツと見かける。この動きも、「ああ、つなぎでプラドどうですかとセールスマンが勧めているのかなあ」と思ったのも参考にして検討してみることにした。

現金を約700万円用意しておかなければならないのが難点

 まずサンプルとして、ランドクルーザープラド TX 5人乗りをセレクト。ある地域のトヨタ系正規ディーラーのウェブサイト内にある、ローン計算シミュレーションで試算すると、5年後の残価率は48%となっていた。一般的に安全マージンを読んで残価率は低めに設定されるので、残価率50%以上も夢ではない状況。 つまり、注文しておいたランドクルーザー300の納車が近くなったころに、上手にプラドを売却すれば、元が取れる(新車価格100%分)というのは難しいかもしれないが、“つなぎ”として乗っている分には、単純計算で5年乗って新車時価格の5割で売却できたとしたら、プラドをつなぎで乗るというのは、選択肢としてはありかもしれない。 セールスマンに聞くと、「ハイラックスもいいかもしれない」とのことだが、ハイラックスはプラドよりは納期が現時点では乱れているようである。 プラドを仮に新車価格の6割相当となる約220万円で売却できたとする。これを頭金としてランドクルーザー300のGXを60回払いの残価設定ローン(ボーナス払いなしの均等払い)で購入したとすると、月々の支払い額はなんと1万2700円となった。GXはエントリーグレードなので、これならもう少しグレードアップしても、ランドクルーザー300のオーナーになることができそうで、まったくの夢物語でもないといえる。 このトヨタディーラーのウェブサイト上の残価設定ローンシミュレーションでは、当該グレードの5年後のランドクルーザー300については、残価率が56%となっている。カローラクラスでは35%ほどとなるので、やはりリセールバリューは格段に良い。 ただし、大きな問題がひとつ。プラドを現金で買う必要があり、さらに同時にランドクルーザー300も契約しておかないと5年後にうまく乗り換えることはできない。そうなると、プラドの支払い総額にランドクルーザー300の頭金220万円も用意するとなると、合わせて700万円近くは現金を用意しておかなければならない。 筆者にとってはここが“妄想成就”のための最大の壁であり、妄想で終わる確率をかなり高めている(納車が5年後なので、どのタイミングで正式な契約となるのか、そして頭金が必要となるのかわからないので念のため。フルローンにして、プラドの売却額220万円を残して、ランドクルーザー300のローン精算時に使うというのもあり。いずれにしろ多額の現金が必要)。 ただ、富裕層でランドクルーザー300が納車になるまでの間、ランドクルーザー プラドをつなぎで乗るというプランは現実的なものなのかもしれない(ちなみにランドクルーザープラドの工場出荷時期目処は4カ月となっているので、この4カ月の間のつなぎも必要になるかも?)。※ローンシミュレーションには、税金や保険料など諸費用は含まれていない

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